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インターステラー 【クリストファー・ノーラン監督】

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映画館で鑑賞。


ノーラン作品は必ず劇場で。
なぜか。
この監督の作品は劇場サイズで見ないと勿体無さ過ぎる、から。
「トランセンデンス」もてっきり監督作品と思いきや製作総指揮。監督とは違いましてちょっと肩透かし。
しかし、この年末にちゃーんと作品が公開。勇んで劇場へ。


【あらすじ・解説】『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに挑む男の姿を見つめていく。主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』などのアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する。深遠なテーマをはらんだ物語に加え、最先端VFXで壮大かつリアルに創造された宇宙空間の描写にも圧倒される。[Yahoo 映画]


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マコノヒーに以前の思い影が無い・・・
もう全然気づかず。監督名で映画館に行って、この主演は誰?と思ってました。監督作品の常連、クリスチャン・ベイルと思いましたが違う。知ってから驚き。

という小ネタから。


この映画をどれくらいハマッたかといいますと。

ブログの背景を「宇宙」に変える位!(笑)


ちょっと前からこの作品用に変えまして。
順番間違えてて「ナルト」を書き忘れるところだったので少し長くなりましたが。


どっぷり3時間、ノーラン・宇宙の旅を堪能。

もう、映像に関しては恐ろしいです。

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以前、「インセプション」で無重力戦闘シーンで「おぉう?!」と思ってましたが。
今回は自然に宇宙空間なので無重力空間を表現。もうサラっと描かれてます。
さらにサラっと描いてるのがあの大波シーン。なんていう高さ?!をラストシーンでなく中盤の1カットで使うなんて。
追従するAIコンピューターも最初は動きがなかったですがココから活躍。
飛行シーンもしかり。

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そしてラスト直前の氷星を舞台。あれはセットとは思えない広大なシーンなのでアイスランド辺りで撮影でしょうか。けど、地球とは思えないですよ。極限の地が見事に画面に映ってました。


見てるとこの映像はどうやって撮ったんだろ?なんて考えながた見てるときもあります。
最近は合成、CGの技術の進化でどこが本物でどこがCG、VFXか定かでないときもあります。

この監督はCG“らしさ”を見せずに凄い映像をぽんぽん繋げてくるところがやっぱり凄いです。
映像はさすがノーラン監督~と心の中で万歳三唱。


さらに今回ははもう一味違うのがストーリー。

えぇ、あそこがここで活きて来るの?!と3時間弱のドラマなのに濃い~ドラマが展開されてます。
前半のメッセージあたりは、もしかして?なんて映画慣れしてる方は気づかれる方も多そう。
しかし、実は。ここも?あそこも?なんてちゃーんと最初から集中して見てるといろいろと気づき盛りだくさん。

後半は怒涛のサイエンス「フィクション」ならではの見事な展開。
おぉう?!となること間違いなし!
「愛」は人を盲目にさせるけど、不思議な力もある、はず!(笑)
うーん、たまんない展開でした。


もう一つお気に入りが同行するブロック人人形みたいなAI「TARS」。最初は無機質な感じなんですし、主人公を拷問担当だったりするんですけども。
上に書いた津波のシーンなどを乗り越えるとなかなか愛嬌と90%の嘘とジョークが効いてていいやつなんです。
ぜひ、TARSと主人公の言葉のやり取りも前半からチェックしておいてください。



余談を一つ。

ヤフー映画の作品紹介欄でですが。
ふらっとどなたかのレビュー冒頭文が目に入り。


砂ぼこりが酷いなら地下で~。
な記事を見かけ。

あ、やっぱり考えることは同じか。私も砂嵐ならそっちがいいんでない?と思ってました。


が、しかし!
舞台は世界戦争後でしょうか。
食糧問題が発生。小麦も虫や病気で育たなくなり、とうもろこしの栽培が命綱。地球の環境も変化し砂嵐が猛威を振るう。
そんなに人類に余裕も無い様子。学校とかはありますけど人通りも少ない。

恐らくエネルギー問題も発生してる世界。電気も使用制限などあれば地下で暮らすには空気の循環などにも電気が必要。
地上で暮らすより、地下がいいけど裕福でないから暮らせない。そんな世界だったのかもしれないです。


この映画のもう一つの魅力は、科学的なシーンで説明セリフはありますけど。
あくまでも伏線込みの説明セリフ。
無駄なセリフが少ないんですよね。ちょっと説明不足なところもありますけど。そこは皆さんの想像にお任せな感じです。


冒頭にマコノヒーが面影がない、なんてボヤきましたけど役にはしっかりはまってました。
インタビューの写真を見ると面影ありますので役作りで細くなってたみたいですね。

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アン・ハサウェイは相変わらず綺麗です。

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マーフィ役は幼年期のマッケンジー・フィは「末恐ろしい子」な子役でした。素晴らしい演技、涙でした。

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大人になったマーフィはジェシカ・チャンスティン。順調にステップアップ。そろそろアカデミー受賞も近そう。
メインキャスト欄には載ってないですけど、マッド・デイモンがここで登場?!なんて驚きの起用も。この辺りも上手かったですね。キャストもバッチリです。


やっぱり、この監督の作品は劇場サイズ、音響で集中してじっくり見るに限ります。
もちろん、自宅でじっくり鑑賞もいいと思います。



総評:★★★★★
映像 (5) 構成力・展開 (5) 脚本(5) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (5) オリジナリティ(5)
五段階評価です

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