DVDで鑑賞。
観たのはちょっと前なので記憶を探りながら。
記憶錯乱系サスペンスを期待して鑑賞してた、はずです。
記憶錯乱系サスペンスを期待して鑑賞してた、はずです。
【あらすじ・解説】大災害発生の恐怖にかられた男の狂気を描き、第64回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリをはじめ、さまざまな映画祭で絶賛されたサイコ・スリラー。メガホンを取るのは、本作が長編2作目となるジェフ・ニコルズ。世界終えんの妄想に錯乱(さくらん)していく主人公を、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』でオスカー候補になったマイケル・シャノンが怪演。夫の不可解な言動がまったくわからず悩む妻を、『ツリー・オブ・ライフ』『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のジェシカ・チャステインが演じる。[Yahoo 映画]
真面目な現場作業員であり、家族思いの父親であった主人公が徐々に妄想に囚われて仕事をほっぽりだしてシェルター建設に血眼になってしまうお話です。
娘は耳が聞こえないのもこの映画のポイントです。
幼い娘を守るためでもありましたので。
娘は耳が聞こえないのもこの映画のポイントです。
幼い娘を守るためでもありましたので。
サスペンスというよりも、試される家族愛、夫婦愛な話です。
観客は主人公の世紀末な映像を見てるのでまだ理解できますが劇中の人々はもちろんそんな映像は見られません。いたって平和な日常が続いてます。仕事は大変ですが収入がちゃんとあり、近所付き合いも上手くいってます。
なのに。
会社の重機を勝手に持ち出して工事をするは、相棒が狂うビジョンを見たいので移動を申し出るはでさー大変。
どう考えても、主人公の行動は常軌を逸しています。少し落ち着いて行動できればまだ問題にならなかったんですけど(これだと映画になりませんが(笑)結局、主人公の行動のツケは奥さんに。職を失って稼ぐためにバザーの品を作ったり、町内会の催しに参加したり、娘の世話をしたり。
アメリカ映画だと、この辺りで奥さんは出て行って主人公が一人ぼっちになっていく話なんですけど、この映画は一味違い。
なのに。
会社の重機を勝手に持ち出して工事をするは、相棒が狂うビジョンを見たいので移動を申し出るはでさー大変。
どう考えても、主人公の行動は常軌を逸しています。少し落ち着いて行動できればまだ問題にならなかったんですけど(これだと映画になりませんが(笑)結局、主人公の行動のツケは奥さんに。職を失って稼ぐためにバザーの品を作ったり、町内会の催しに参加したり、娘の世話をしたり。
アメリカ映画だと、この辺りで奥さんは出て行って主人公が一人ぼっちになっていく話なんですけど、この映画は一味違い。
ラストにシェルターから出るまで彼の妄想と夫婦愛がどっちに転ぶか解らない状態で突き進みます。
このラストまで引っ張れるのは面白かったです。
このラストまで引っ張れるのは面白かったです。
ただ願わくばもう少し悪夢のシーンが色々なパターンを観たかったです。
悪夢か現実かが混同していれば観客も混乱できたのですがこの作品は丁寧な作りで、現実と悪夢のシーンがはっきりしているので途中で慣れちゃいました。
悪夢か現実かが混同していれば観客も混乱できたのですがこの作品は丁寧な作りで、現実と悪夢のシーンがはっきりしているので途中で慣れちゃいました。
最後まで見ごたえあったので残念です。
以外に奥さんの存在が妄想なんてオチはないのでご安心を。
以外に奥さんの存在が妄想なんてオチはないのでご安心を。
総評:★★★☆☆+
映像 (4) 構成力・展開 (3) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (3) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です
映像 (4) 構成力・展開 (3) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (3) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です