映画館で鑑賞。
劇場の予告を見て気になった作品。
何よりは監督。ガイ・リッチー作品はハリウッドに行って迷走していた時期以外はどれも好きな作品なのでどんなスパイ映画を撮ったのだろうと楽しみにしながら劇場へ。
何よりは監督。ガイ・リッチー作品はハリウッドに行って迷走していた時期以外はどれも好きな作品なのでどんなスパイ映画を撮ったのだろうと楽しみにしながら劇場へ。
【あらすじ・解説】1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、『スナッチ』などのガイ・リッチー監督が新たな視点で映画化。東西冷戦下、CIAとKGBのエージェントが協力し合い世界規模のテロ事件を阻止すべく奮闘する。プレーボーイのソロと堅物クリヤキンという水と油のスパイコンビを、『マン・オブ・スティール』などのヘンリー・カヴィルと、『ローン・レンジャー』などのアーミー・ハマーが熱演。そのほか『アンナ・カレーニナ』などのアリシア・ヴィキャンデル、ヒュー・グラントらが脇を固める。[Yahoo 映画]
「シャーロックホームズ」シリーズがコミック原作でしたのでこちらもコミックが原作と思ってましたが60年代のドラマがオリジナルだったんですね。これを60年代に作品として世に出てたかとに驚き。冷戦の真っ只中でよくアメリカとロシアが手を組むなんて発想が出てくるところが。DVDパッケージ化されてますけどオリジナル知ってる人がこの作品を見に行く人は少ないかな。私はそんな情報ゼロで劇場へ。
しかも。
予告で年代について特に触れられてなかったので現代劇かと思ってた次第です。
記事を書く前にもう一度予告を見ると冒頭に一瞬だけ1963って数字が出てて1960年代っては言ってましたが。気づかないよ・・・今もアメリカとロシアが手を組むなんてね。そういえばソ連って書いてるところに気づけば良かったのか。未だにソ連で通じてしまう私の脳みそが時代の流れにちゃんと付いていってないだけだったか。衣装とかも60年代ファッションのはずが一周回ってかっこよくなってますしで作品が始まるまでほんとに気づかず。冒頭にベルリンの壁が出てきたときは「ブリッジ・オブ・スパイ」と勘違いする始末でした・・・
予告で年代について特に触れられてなかったので現代劇かと思ってた次第です。
記事を書く前にもう一度予告を見ると冒頭に一瞬だけ1963って数字が出てて1960年代っては言ってましたが。気づかないよ・・・今もアメリカとロシアが手を組むなんてね。そういえばソ連って書いてるところに気づけば良かったのか。未だにソ連で通じてしまう私の脳みそが時代の流れにちゃんと付いていってないだけだったか。衣装とかも60年代ファッションのはずが一周回ってかっこよくなってますしで作品が始まるまでほんとに気づかず。冒頭にベルリンの壁が出てきたときは「ブリッジ・オブ・スパイ」と勘違いする始末でした・・・
と、まあ勝手に一人で勘違いして出だしで躓きましたが。
冒頭がなかなか面白く。
派手さは抑えめですけどスパイ同士の先読み対決あり、チェイスではなく、横並びのシンクロカーアクションなど冒頭から「これは掘り出しもの」きた!とワクワク。
派手さは抑えめですけどスパイ同士の先読み対決あり、チェイスではなく、横並びのシンクロカーアクションなど冒頭から「これは掘り出しもの」きた!とワクワク。
そして何より・・・
主人公ソロの女ったらしぶりとどんなピンチも冷静に次の一手を決めたりして。監督は皆さんご存知英国出身。
主人公ソロの女ったらしぶりとどんなピンチも冷静に次の一手を決めたりして。監督は皆さんご存知英国出身。
いつ007撮るんですか? |
そのときは今回主演のガヴィルとですかね。なんと彼は007の採集候補まで残ったのに若すぎたということで落選。スーパーマンはそんなに軌道に乗ってないのでもしかすると?!けど007の監督は敷居が高いのでまだガイ・リッチーだと厳しいかな。けれど、いつか見たいリッチー監督の007が見たい!と思ほどこの作品はウェットにとんだスパイもの。最近の泥臭い007よりも昔のイメージの007らしさが出ていたので。本当に監督の007が見たいです。
ちょいと残念だった点。「シャーロックホームズ」で見せたアトラクション的など派手なアクションをこちらでも見られるのかな?と思いましたがそれは前半くらい。アクション面も期待していたのでちょいと肩透かしでした。昨今流行のリアリティ路線兼派手さ有りのスパイ映画を期待して行くとちょい外れ。
楽しむポイントは。中盤から後半にかけては主人公ソロとイリヤの掛け合い。
器用で頭が切れてプレイボーイなソロ。アメリカ陸軍入隊、第二次世界大戦終結後はドイツで泥棒、詐欺で大もうけをして逮捕。しかし、腕が良すぎるのでCIAに雇われてる異色の諜報員。一方、イリヤは生粋の堅物ソ連軍。のはずが父親の失脚とかでちょいと心に爆弾を抱えた短気な男。
こんな二人がよくコンビを組むことに。いったいどうなる?な展開が見所で楽しむポイントです。
イリヤは命令には絶対従う軍人タイプなので命令なので仕方なしに。対してソロは逮捕されてる身なのでCIAに逆らえず渋々。敵対国なので余計仲が悪いのですが。一緒に行動しているとなんだかんだ情がわいたりして・・・ってなノリを楽しめば面白い映画です。私はボートで脱出シーンの後は一人ゲラゲラ笑いました。この二人いいコンビだ、と(笑)私は不器用なので何でも器用にこなすソロより、外れクジをひくイリヤの方を持っちゃいました。
器用で頭が切れてプレイボーイなソロ。アメリカ陸軍入隊、第二次世界大戦終結後はドイツで泥棒、詐欺で大もうけをして逮捕。しかし、腕が良すぎるのでCIAに雇われてる異色の諜報員。一方、イリヤは生粋の堅物ソ連軍。のはずが父親の失脚とかでちょいと心に爆弾を抱えた短気な男。
こんな二人がよくコンビを組むことに。いったいどうなる?な展開が見所で楽しむポイントです。
イリヤは命令には絶対従う軍人タイプなので命令なので仕方なしに。対してソロは逮捕されてる身なのでCIAに逆らえず渋々。敵対国なので余計仲が悪いのですが。一緒に行動しているとなんだかんだ情がわいたりして・・・ってなノリを楽しめば面白い映画です。私はボートで脱出シーンの後は一人ゲラゲラ笑いました。この二人いいコンビだ、と(笑)私は不器用なので何でも器用にこなすソロより、外れクジをひくイリヤの方を持っちゃいました。
もう一つ見所はキャスト。
先に書いたソロ役のヘンリー・カヴィル。
先に書いたソロ役のヘンリー・カヴィル。
彼はスーパーマンを演じられる堅物系ヒーローのイメージが強かったですが今回は犬も歩けば棒に当たるとばかりに行く先々で女をひっかけるプレイボーイ役。これがまた似合うというかモテるのが納得。元々筋肉質ですけど胸板どーんですから肉体的にも男らしさをアップして挑んでます。
対してイリヤ役のアーミ・ハマー。
見た作品に出てましたけど名前を言われてもピンとこず。ウィキの写真だと優しい青年さが出ちゃってますが映画ではちょいと短気な堅物ロシア軍人をちゃんと演じてます。けど堅物男特有の女と絡むとすぐ惚れちゃうもちゃんと出て微笑ましさもあり(笑)
この二人に巻き込まれた車整備工兼ドライバーで物語の重要人物キャビーを演じるのはアリシア・ヴィキャンデル。
初めて見る女優さん。綺麗、よりも可愛らしい印象でした。
彼女の身長は166センチだそうで決して低いわけではないですが横に立つ二人がスタイルよしの高身長なのでどうしても可愛らしさが出てます。ホテルで酔っ払ってシーンは卑怯な可愛さがあります。アレやられたら勘違いする(笑)
黒幕は珍しく女ボス。演じるはエリザベス・デビッキ。
身長高くてスラリな方。なんと190センチ!「華麗なるギャッツビー」でも印象に残ってますがこの方はほんとにスラリとしてます。この人との対比もあってアリシアが可愛く見えてしまうのもあったかも。睡眠薬を飲ませてソファーで見つめるシーンは妙に艶かしい。
と、メインキャストが見事にはまってて楽しめます。
もう一人。
もう一人。
ヒュー・グラントもキャストで上に出てますけど今回は前面出演ではなく。てっきりもっと最初から出てくるもんだと思ってましたけど活躍は後半、もしくは次回作?!のようです。
もう一つ個人的なお気に入りのシーンは電気椅子の後半。
あれは「志村、じゃない、ソロ後ろ後ろ~」でしたよ(笑)
あれは「志村、じゃない、ソロ後ろ後ろ~」でしたよ(笑)
悲惨ちゃ悲惨な話ですけどあいつはむかつく男ですし、過去も色々やってるのでざまーみろ!もあったので痛快な面白さがありました。こういうところを楽しむ映画かな?と思います。
ほんともうちょいアクションシーンも盛り込んでくれてたら星5だったんですけど。
監督が意識的にかアクションを前面に押さずあくまでも添え物で、ノリを楽しむ映画をメインにしてました。後半の突撃シーンも画面を分割して大画面で見せずに締めちゃってたりしてましたので。何度も言いますがアクション映画を期待して見るとはずれちゃう映画だと思います。
ガイ・リッチーらしい随所に仕掛けアリ、男子特有の謎の友情物語に盛り上がり、世界は守られるのか?で少しドキドキして楽しむ映画としてみていただければ。
監督が意識的にかアクションを前面に押さずあくまでも添え物で、ノリを楽しむ映画をメインにしてました。後半の突撃シーンも画面を分割して大画面で見せずに締めちゃってたりしてましたので。何度も言いますがアクション映画を期待して見るとはずれちゃう映画だと思います。
ガイ・リッチーらしい随所に仕掛けアリ、男子特有の謎の友情物語に盛り上がり、世界は守られるのか?で少しドキドキして楽しむ映画としてみていただければ。
タイトルでコードネームが出てますが。
結成はラスト?!ということはもしかすると続編が?!
シャーロックシリーズがひと段落してますので監督はこっち中心に行くのかな?
またソロとイリヤの喧嘩が見られるのか、あとはキャビーとの行くへは?など続編もあれば楽しみな作品です。
結成はラスト?!ということはもしかすると続編が?!
シャーロックシリーズがひと段落してますので監督はこっち中心に行くのかな?
またソロとイリヤの喧嘩が見られるのか、あとはキャビーとの行くへは?など続編もあれば楽しみな作品です。
総評:★★★★☆+
映像 (5) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (5) オリジナリティ(5)
五段階評価です
映像 (5) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (5) オリジナリティ(5)
五段階評価です