DVDで鑑賞。
映画.comかムービーウォーカーで見たい映画を物色していたときに見かけて気になってましたけど劇場へはいかずレンタル待ちしていた作品。特に予備知識なく借りてきて見ました。
【あらすじ・解説】「赤朽葉家の伝説」「私の男」などの直木賞作家、桜庭一樹の小説「伏 贋作・里見八犬伝」を基にしたアニメーション時代劇。滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」にインスパイアを受け、伏姫は八房との間に8人の子をもうけたと大胆にアレンジし、江戸へやって来た山の少女と犬と人間との血を引く「伏」との物語を展開していく。監督は、「亡念のザムド」の宮地昌幸。『けいおん!』シリーズの寿美菜子、「DEATH NOTE デスノート」の宮野真守など豪華ボイスキャストが集結する。鮮やかで活気に満ちた、架空の都・江戸の町の描写も見逃せない。[Yahoo 映画]
原作は未読です。
はっきり言いますと心情が解りづらい。
鑑賞後にネットで検索したところmisoraakiさんのブログにネタバレ込みですが解説が載っていてそれを読むとなるほど、とやっと理解できました。ちゃんと見てれば伝わってたかもしれないんですけど、途中で見るの冷めちゃいまして、ゲームしながら鑑賞したのが最大の原因かも・・・
鑑賞後にネットで検索したところmisoraakiさんのブログにネタバレ込みですが解説が載っていてそれを読むとなるほど、とやっと理解できました。ちゃんと見てれば伝わってたかもしれないんですけど、途中で見るの冷めちゃいまして、ゲームしながら鑑賞したのが最大の原因かも・・・
その、途中で冷めちゃった原因が、主人公の浜路が伏狩りに対する変化。これが結構最初のころでして。
江戸に来て伏狩りあとのさらし首を見て、まだ幼い伏を狩る(人獣なので殺しに近いですが)ことに嫌悪していたのに、兄と再開して兄が伏狩りで仕官を志してると翌朝には狩りに参加。吉原で大暴れ。吉原の花魁が実は・・・て展開で、これまた発覚が無茶な展開はおいてい置いたしても、この伏が明らかに見た目人なんです。悪さしたところを見たわけでないのに兄のために女の人に銃を向けるのはこれまたいかに?その前に出会った伏の信乃は狩ろうとしないのに。浜路が元々狩人だったとしても、なら嫌悪するシーンは要らなかったのでは?とこの心情の展開で冷めてしまいました。
江戸に来て伏狩りあとのさらし首を見て、まだ幼い伏を狩る(人獣なので殺しに近いですが)ことに嫌悪していたのに、兄と再開して兄が伏狩りで仕官を志してると翌朝には狩りに参加。吉原で大暴れ。吉原の花魁が実は・・・て展開で、これまた発覚が無茶な展開はおいてい置いたしても、この伏が明らかに見た目人なんです。悪さしたところを見たわけでないのに兄のために女の人に銃を向けるのはこれまたいかに?その前に出会った伏の信乃は狩ろうとしないのに。浜路が元々狩人だったとしても、なら嫌悪するシーンは要らなかったのでは?とこの心情の展開で冷めてしまいました。
見所は美術。
江戸文化を基調のデザインで、史実とは違うかもしれませんが町並みや着物、文化がちょっと新鮮でした。
特に橋の上の歩く人々の傘のシーンが印象に残ってます。こういう映像は違う作品でも見てみたいです。江戸時代は華やかな時代もありましたので色使い上手い人が描くといいですよね。
江戸文化を基調のデザインで、史実とは違うかもしれませんが町並みや着物、文化がちょっと新鮮でした。
特に橋の上の歩く人々の傘のシーンが印象に残ってます。こういう映像は違う作品でも見てみたいです。江戸時代は華やかな時代もありましたので色使い上手い人が描くといいですよね。
ただ、気になったのは浜路の銃。城使えの兵士は普通の火縄銃なのに浜路のは少しSFチックな作り。繋がる、あいこなど狩人の言葉を使ってまして、この銃に何か意味があるようですが特に活躍のシーンはなく、それなら彼女の銃も火縄銃でよかったのに。なんであんんあデザインにしたのでしょうか。
監督の色としてはジブリ好きというか宮崎駿監督好きをこじらせてますね。
「忘念のザムド」はナウシカの影響が出すぎてましたが今回はもののけ姫の影響が顕著に。オマージュなんでしょうけど作品テーマが近いのに、デザインなどで似たようなものを描くと観客は意識してなかったのに意識してしまって見比べられて評価を落としやすくなりますのでよくない使い方でした。
misoraakiさんのブログに偽者と思ってる自分がいつか本物になることをってのがテーマと書かれていてなるほどと思いました。主人公は女の子なのに男っぽいかっこをして女になることを恐れてたり、兄は仕官できない自分を誇れなかったりなどなど。これって監督も含めてかもしれませんね。駿監督に憧れてってところが。このテーマはしっかりしていたのに伏を狩る狩らないの、心情が中途半端だったのが私にはどうしてもは入れ込めない映画でした。
「忘念のザムド」はナウシカの影響が出すぎてましたが今回はもののけ姫の影響が顕著に。オマージュなんでしょうけど作品テーマが近いのに、デザインなどで似たようなものを描くと観客は意識してなかったのに意識してしまって見比べられて評価を落としやすくなりますのでよくない使い方でした。
misoraakiさんのブログに偽者と思ってる自分がいつか本物になることをってのがテーマと書かれていてなるほどと思いました。主人公は女の子なのに男っぽいかっこをして女になることを恐れてたり、兄は仕官できない自分を誇れなかったりなどなど。これって監督も含めてかもしれませんね。駿監督に憧れてってところが。このテーマはしっかりしていたのに伏を狩る狩らないの、心情が中途半端だったのが私にはどうしてもは入れ込めない映画でした。
総評:★★☆☆☆
映像 (4) 構成力・展開 (3) 脚本(2) 役者 (3)
演出力 (2) キャラクター (2) オリジナリティ(2)
五段階評価です
映像 (4) 構成力・展開 (3) 脚本(2) 役者 (3)
演出力 (2) キャラクター (2) オリジナリティ(2)
五段階評価です