Ｖ／Ｈ／Ｓ　シンドローム　【オムニバス作品のため監督省略】

ＤＶＤで鑑賞。

ＤＶＤに収録されてる予告で興味をもった作品。
見る前に、続編のリリースも聞いてましたので仕事がてら鑑賞。
あ、けどこれ吹替えないのでなーんか嫌な予感は少々。

まあ、まず画面が汚い。
ＰＯＶ方式の作品でして。物語の進展がビデオテープを探しに不法侵入した家でビデオを見る展開ですので映される映像がホームビデオ、素人が撮りましたの体で進みます。
これがまあ酷い。手振れ、ノイズが常。最近の素人さんはカメラの性能の向上もあってもっと綺麗だよ、と思いつつ臨場感、臨場感と自分に言い聞かせて鑑賞を続行・・・
・・・
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１０分で集中力が切れました（笑）
１話目とか映像がチープな割りにＣＧ効果が本格的で「おっ」と来ますけどその前のブレッブレのゆれる映像に集中録なし。画面が汚すぎて登場人物が誰か誰か解らず。ちなみに途中まで不法侵入のシーンと録画ビデオの再生のシーンか区別がつかず。

１話目？っていうんですかね。
最初の話はナンパしてたらどえらい女の子をナンパしたことで・・・
２個目は新婚旅行のふたりなんですけど、あれ？ってな展開で。
うん？３個目が森でしたっけ？順番違ったかな。
森の話はプレデターを思い出しました。それくらい。
次がテレビ電話のカップルが幽霊に困惑する彼女が。これはなかなか怖かったです。暗闇にフッと見せるのは上手かったですしオチもまあままあ。
最後が悪魔儀式のようで予告にあった壁から手が出たりしてたシーンはここで。
これも映像が凝ってましたがもうこの辺りまで来るとＰＯＶ方式の宿命。目がつかれる、そして私は慣れて飽きる。毎回、こう書いてますね。全編ＰＯＶはやっぱり厳しいかな。１ポイントが実は一番効果的な気が。

特殊効果とかは凝ってますけど。
やっぱホラー映画で心理的に色々と計算が必要なんだなと改めて。
音だったり登場人物のキャラクターからそのときの感情など。そして映画って照明とかピントってやっぱり大事です（笑）

ちなみに、レンタルビデオ業界では「呪いのビデオ」ってＤＶＤ化の今でも同じシリーズタイトルで５０作目を超えた人気のシリーズがあります。私はいつ呪いのＤＶＤになるんだろと見るといっつも見るたびに思うのですが。ちなみにパッケージにこの作品はお払いされてます、なんて細かい演出も。
この作品はそれのアメリカ版っぽいですね。
日本の怪談ものＤＶＤはネットや動画もののホラーものも最近は増えてまして。このＶＨＳシリーズはどこまでＶＨＳ方式で行けるのかな～なんて。

予告の出来が良かった作品。
ポスターの失神者は怖さではなく、ブレブレ映像に酔っちゃったのかな。
そんな悪態をつきたくなる映像でした。

総評：★★☆☆☆
映像 （2）　構成力・展開 （2）　脚本（2） 役者 （2）
演出力 （3）　キャラクター （2）　オリジナリティ（2）
五段階評価です

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