ファンタジスタ・ステラ　その２　【草場道輝　著】

先週から続いてるサッカー漫画のお気に入り紹介。

このファンタジスタは紹介は２回目。
続編に喜び、本田選手伝になったときはちょっと凹み。３巻あたりは轍平が出ない代わりになぜか近藤（笑）
そして轍平のレアル移籍・・・あぁミランから出て行っちゃった・・・代わりにリアルに本田さん来られましたけど、１０番つけるなんて凄いことしてますが。ってレアルか・・・レアルの試合を少しやりまして。ただキャプテン翼でもですが欧州のチームでの試合は漫画だと受け悪いみたいですね。バルサとのクラシコのみで代表の話に戻りました。
現在はワールドカップに向けてフル代表で戦う轍平の話になってきて私の中では盛り上がってきてます。無印時代から好きな私からすると、少し落ち着きのある轍兵に少々物足りなさを思いつつ、いきなり結婚（まだ婚約状態ですけど）など突飛なところは変わらないな、と口元を緩ませ、オリンピックアテネ世代とフル代表に揃ってる辺りでワクワク感が募ったりしてます。

ところで、この作者、草葉ミッチェルはオリジナルの名前を考えるのが面倒のようで（笑）
基本、幕末の志士や新撰組から拝借してることが多いのですが。
このステラでは、鉄平の後輩であり、弟弟子にあたる大久保塁が登場。
琴音姉さん（まだ未婚、竜ちゃんのアタックは今のところ華麗にスルーされる日々、応援中（笑）の赴任した高校の教え子。独特のステップ、そしてトゥーキックでパスをするタイミングの取りづらい選手なのです。が、性格はネガティブ。代表に選ばれたのも嘘でしょ、参加できるはずもない、だからしたくないという思考です。名前をまなまのイメージなので栗原さんの感じを想像してください（笑）髪は短いですけど。

そこに、無印時代に登場してたイタリア元代表ＤＦのグロッソさんが日本代表監督に就任。
選手引退したので酒飲みに拍車がかかって常に飲んでるアル中状態。シラフなのが珍しいぐらい・・・
そんな彼が栗原・・・もとい大久保塁をはじめ１０代の埋もれた選手をフル代表に呼び、協会に内緒で現フル代表候補と代表権獲得試合を敢行。
まさかの１０代チームが先制点を挙げて・・・てな展開を見せております。

轍平が迎え撃つ側になるってのも感慨深いですけど、てっぺーは追いかける側でいて欲しいようなっていう我がままな読者心がわきあがったり（笑）
あと、サラっと代表に一言注文が入ってるのもこの漫画らしいところ。

欧州の強豪と善戦したり、勝ったと思いきや、アジアのそれほど強くないところと戦っても１対０とかで辛勝とか。サッカーに絶対はないにしてもなぜそこまで変わるのか。引いてガッチガチに守られてるから？いや、相手に合わせた試合運び、質で試合をしてしまってるからではないのか、なんて。これに関しては意識してやってるってのはないでしょうね。皆さん勝ちたいってのはあるので。無意識にあるんですかね。自分が自分が、みたいのは日本の美徳からすると好かれないとかあるからかな。全部が全部、というわけではなくたまにそういうのありますよね、って話です。Ｗカップ予選とかですと重圧とかの影響もありますし。

漫画の中では現在、ブラジルワールドカップ目指して予選編です。
以前は漫画の中だけだった海外組メインの代表なんてのも今ではリアルの世界もほぼ海外組が占める状態。その海外組もそのステータスだけでは代表に呼ばれないなんて状態も。
漫画はさてグロッソ監督の首は大丈夫なのか？木戸の残り髪は無事なのか？（笑）など今後も楽しみな展開にやっとなってきました。轍平はレアル行きでクラブチーム編はしばらく冷却保管していただき（ファン・ハーレン監督とのやり取りはちょっと見たいんですけど）代表戦でしばらく盛り上がりたいです。そしてマルコ・クオーレとの再戦も！ピルロもユーベでいまだに大活躍してますしやっぱセリエＡでもファンタジスタ（ピルロは純粋なファンタジスタではないですけど）は必要です。

本物のワールドカップは今年の夏開催、するのかちょっと不安もありますが。工事やデモで大変みたいですね、ブラジル。ま、サッカー王国の威信をかけて開催は大丈夫でしょけど（笑）

Ｊリーグも今日開幕です。
サッカーの熱い日々が今年も始まりました。

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