映画館で鑑賞。
3月は映画鑑賞が絶えていて4月は1日から映画館へ行こうと!と決めていたのにも関わらず、休日の起床時間が遅く上映時間が過ぎていて何作か鑑賞できず・・・さすがに平日の9時からのみの上映はやめてください東宝さん・・・
時間の合う作品を探してこの作品を選んだのですが、そうえいばこの映画は伝記映画ですね。苦手なんですよね、と思い返して見ようかどうしようか迷ったのですが「メリーポピンズ」好きでしたのでその誕生秘話ということで劇場に。
時間の合う作品を探してこの作品を選んだのですが、そうえいばこの映画は伝記映画ですね。苦手なんですよね、と思い返して見ようかどうしようか迷ったのですが「メリーポピンズ」好きでしたのでその誕生秘話ということで劇場に。
【あらすじ・解説】エマ・トンプソンとトム・ハンクスという英米のオスカー俳優が共演を果たし、傑作ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』誕生秘話に迫る感動のヒューマンドラマ。ウォルト・ディズニーの映画製作の舞台裏を初めて描き、原作者と映画製作者の激しい攻防を情感豊かに映し出す。ポール・ジアマッティやコリン・ファレルら名優たちも豪華共演。頑固な作家の心の奥深くに秘められた、ある思いを浮き彫りにする展開に心打たれる。[Yahoo 映画]
あの楽しい映画にこんな思いが込められていたなんて!!!
劇中に流れる音楽が記憶を呼び覚まし、ラストの上映会で流れる数シーン。
見終わったあとに、絶対に、メリーポピンズが見たくなる映画です。
劇中に流れる音楽が記憶を呼び覚まし、ラストの上映会で流れる数シーン。
見終わったあとに、絶対に、メリーポピンズが見たくなる映画です。
もちろん、映画の中身もよかったです。
主要キャストがばっちりでした。
まずは、エマ・トンプソン。
めちゃくちゃ頑なアンチUSA&ディズニーで、映画化したいウォルトと製作陣を振り回します。アニメはだめ!ミュージカルはだめ!色はこれでないとだめ!No!No!No!の連続です。
原作を壊してほしくないというのは解るんですけどここまで頑ななのはどうしたものか?
と思ってましたら、この作品に対する思いが見えてきて少し見方が後半は変わります。それでも自分の生き方を変えない、人となかなか相容れないP,L,トラヴァーズ、おっと、トラヴァーズ夫人と呼ばないと危ない危ない(笑)
好かれない人だけでなく、心に秘めた贖罪も見事に演じられてました。
原作を壊してほしくないというのは解るんですけどここまで頑ななのはどうしたものか?
と思ってましたら、この作品に対する思いが見えてきて少し見方が後半は変わります。それでも自分の生き方を変えない、人となかなか相容れないP,L,トラヴァーズ、おっと、トラヴァーズ夫人と呼ばないと危ない危ない(笑)
好かれない人だけでなく、心に秘めた贖罪も見事に演じられてました。
そして、ミッキーの生みの親、ウォルト・ディズニーを演じるは、トム・ハンクス。
この二人をキャスティング出来た時点である程度勝算は立ってましたね。
白黒フィルム時代の動くウォルトを見ることはたまにありますけど喋ってるシーンはあまりなく。けど、見てるうちに、「あ~、ウォルトはこうやって喋ってたんだろうな」と思わせてくるのはさすがです。人たらし的な動作や喋り方とかもそうでした。人に好かれるにはどうすればいいのか計算された動きをしてます、と誇張気味に。
ラスト近く、ウォルトが生い立ちを語るシーンには回想シーンがなく。トラヴァーズ夫人は回想が平行して物語が進みましたのでありそうですが。しかし、回想の映像はなくとも、語るだけで引き付けるのはさすがのトム・ハンクスでした。彼以外だとこのシーンは違ったものと言いますか、物足りなかったかもしれません。
白黒フィルム時代の動くウォルトを見ることはたまにありますけど喋ってるシーンはあまりなく。けど、見てるうちに、「あ~、ウォルトはこうやって喋ってたんだろうな」と思わせてくるのはさすがです。人たらし的な動作や喋り方とかもそうでした。人に好かれるにはどうすればいいのか計算された動きをしてます、と誇張気味に。
ラスト近く、ウォルトが生い立ちを語るシーンには回想シーンがなく。トラヴァーズ夫人は回想が平行して物語が進みましたのでありそうですが。しかし、回想の映像はなくとも、語るだけで引き付けるのはさすがのトム・ハンクスでした。彼以外だとこのシーンは違ったものと言いますか、物足りなかったかもしれません。
そしてあと二人。
トラヴァーズ夫人の父親役を演じたコリン・ファレル。ちょっと太ったかな?
太ったのは役柄で体重を増やしたのかも。心の弱かった父を見事に演じてました。コンスタントに主役作品は続いてますがヒット作から離れてる印象なので、この好演でまたドラマ系映画にも出る可能性が出てきましたね。
そして私の大好きな名バイブプレイヤー、ポール・ジアマッティ。
ミッキーとシンプソンズの共演が来た!と勝手に喜んでました(笑)
やっぱ、この人いい味がありますわ。お天気の話とかメインの物語とは関係ないんですけど、あ~、そんな意味があったなんて。実は重要なやり取りだったりして。などなど。あの頑ななトラヴァーズ夫人がただ一人、名前を覚えたアメリカ人とか。いい役でしたし、それがはまって合ってました。
やっぱ、この人いい味がありますわ。お天気の話とかメインの物語とは関係ないんですけど、あ~、そんな意味があったなんて。実は重要なやり取りだったりして。などなど。あの頑ななトラヴァーズ夫人がただ一人、名前を覚えたアメリカ人とか。いい役でしたし、それがはまって合ってました。
話という土台がしっかりあって抜群のキャストが固めた胸が熱くなる映画誕生秘話ドラマです。
解りやすい言葉のやり取りや色もよかったです。
上で書いた呼称ですが、呼び方で人は距離感を感じますよね。初対面の人にファーストネームで呼ばれると身構えますし。
アメリカではファーストネームで呼ぶことが多いのみたいですね。そういった文化の違いも出てました。
思い返せばウォルトはわざとなのか天然なのか頑なにトラヴァーズ夫人と呼びませんでしたし、運転手のウルフは間違って覚えて夫人としか呼んでなかったですけど(笑)逆にトラヴァーズ夫人は父親と一緒にされたくないと思うウォルトのことをディズニーさんと呼び続けてました。二人とも人の話聞かない似たもの同士の同属嫌悪みたいのもあったのかな(笑)
あと、あれだけ嫌がってた赤色が帰国したあとの部屋で服にも部屋にも入ってて心情の変化がわかりやすくてよかったです。
解りやすい言葉のやり取りや色もよかったです。
上で書いた呼称ですが、呼び方で人は距離感を感じますよね。初対面の人にファーストネームで呼ばれると身構えますし。
アメリカではファーストネームで呼ぶことが多いのみたいですね。そういった文化の違いも出てました。
思い返せばウォルトはわざとなのか天然なのか頑なにトラヴァーズ夫人と呼びませんでしたし、運転手のウルフは間違って覚えて夫人としか呼んでなかったですけど(笑)逆にトラヴァーズ夫人は父親と一緒にされたくないと思うウォルトのことをディズニーさんと呼び続けてました。二人とも人の話聞かない似たもの同士の同属嫌悪みたいのもあったのかな(笑)
あと、あれだけ嫌がってた赤色が帰国したあとの部屋で服にも部屋にも入ってて心情の変化がわかりやすくてよかったです。
ストーリーのテンポもトラヴァーズ夫人が昼ドラの姑みたいに製作スタッフにいちゃもんをつける展開に辟易しそうなところにメリーポピンズで使われる明るい曲がはさんで暗い話、明るいシーンが交互にあって見やすくもありました。
最近はディズニー実写映画はパッとしない印象でしたけどいいお話の映画が見れました。
ただひとつだけご忠告。
ぜひ、鑑賞の際は「メリーポピンズ」もセットでご用意を^^
ただひとつだけご忠告。
ぜひ、鑑賞の際は「メリーポピンズ」もセットでご用意を^^
総評:★★★★★
映像 (4) 構成力・展開 (5) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です
映像 (4) 構成力・展開 (5) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です