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私が愛した大統領 【ロジャー・シッシェル監督】

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DVDで鑑賞。


なにかの弾みでドラマ系の映画を借りたときに、見逃してた単館系ドラマ映画の予告がたくさん流れていてその中から興味を持った1本。ルーズベルト大統領の情報はほぼ無く。なので伝記映画でしたけどすんなり借りようと思い。あとはキャスト。ビリー・マーレイの作品は「見たい!」はないですけど、「見ようかな?」とすぐ思う私です。


【あらすじ・解説】ニューディール政策などで有名な第32代アメリカ大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトの知られざる素顔に迫った伝記ドラマ。ルーズベルト大統領の一番の理解者として彼を支え続けた女性デイジーとの深い絆と、第2次世界大戦前夜の英国王ジョージ6世夫妻が渡米した際のエピソードの裏側を描く。小児まひの後遺症を抱えながらも4選を果たしたカリスマ大統領を、名優ビル・マーレイが演じ、激務のルーズベルト大統領が誰よりも信頼し心を許した従妹デイジーを、3度のオスカーノミネート経験を持つローラ・リニーが演じる。[Yahoo 映画]


うーん、無難な伝記映画ですね。



予想外だったのはルーズベルト大統領、いろんな意味で元気だな、おい。って突っ込みを入れたくなりました(笑)
あとホワイトハウスも色々とドロドロした関係があったりしてそっちにも驚き。こりゃ、ク○ントンさんの不倫もバレちゃっただけで歴代の大統領も・・・上手いことやってるのかな。


と、まあ、歴史の教科書にも登場するルーズベルト大統領の話ですが前半は大統領の下半身事情。
後半は、第二次世界大戦前夜、英国王との会談の話が後半に展開されます。
ここからは吃音の英国王と下半身が麻痺した状態のアメリカ大統領の話になっていく展開です。

そう考えると二つの意味で下半身がキーワードになってる映画なんですね。

ジョージ6世の話は「英国王のスピーチ」で知っていたのでこれを見ておいてよかったです。知らないと「?」になってたかも。
ちなみに、「英国王のスピーチ」ではジョージ6世は、ちゃんとスピーチをする!という強い意志が生まれてましたけど。こちらの作品ではまだ吃音に不安を抱える弱気なジョージ6世でした。まだ、あのスピーチの前だったのかな?そんな弱気な英国王が、欧州の危機に援軍を求めるべく、アメリカ大統領との会談するという歴史的な前夜が描かれた作品でもありました。

そういったお国の事情もあり歴史ドラマになりそうですけど。
物語のスポットは自身のコンプレックスをどう受け取るか、のという面があり。ルーズベルト大統領は下半身麻痺がありますけど飄々と、そして大統領の激務をこなしてます。そんな彼の言葉なので英国王にも響いたのかな?というドラマでした。


この飄々とした役はビル・マーレイはお得意ですね。
はまり役でした。

このキャストでふと、R・ウィリアムズさんを思い出し・・・
こちらは「ナイトミュージアム」で違うルーズベルト大統領役でしたけど。
この世代でこういう役が出来る人が少ないのでやっぱり惜しいな、と思いました。


総評:★★★☆☆
映像 (4) 構成力・展開 (3) 脚本(3) 役者 (4)
演出力 (4) キャラクター (3) オリジナリティ(3)
五段階評価です

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