ナルト　THE LAST-NARUTO THE MOVIE- 【小林常夫監督】

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映画館で鑑賞。

なぜか年明けの春に映画公開と勘違いして慌てて劇場に行ってきました。
ナルトのアニメは映画館で見ることは無かったですのが。オマケ漫画に釣られてふらふらと（笑）

原作漫画がサスケとの決着からパタパタと終わってしまい。
これだけ長い連載だったのでもっと細かいエピソードも見たかったです。
漫画ではサスケ、ナルト決着。気づくと結婚してるナルトでした。
描かれてなかったエピソードの１つがナルトと日向の馴れ初め。

それを描いたのが、この映画。
ジャンプでは新プロジェクト発動がかなり広告が載ってました。来年は他のエピソードも描かれるのかな？ただ次世代プロジェクトというタイトルでしたのでナルトたちの子供の話になるのかも。

問題はナルト。漫画ではナルトがどう日向の思いに応えたかが描かれておらず。

漫画では最初からナルトは、サクラに思いを寄せてる展開。
何度か日向の思いが描かれていて、ナルトも日向の思いに気づいてるかな？というエピソードもあり。
しかし、母親クシナと父親ミナトの邂逅にて。お母さんのような人を大切にするんだよ、とあり。これが連載中のときは結局、ナルトとサクラがくっつくもんだと。

長門編のときに日向の思いにナルトが気づいてくっつくのかと思ってましたのでここで急カーブ。

まー、メインヒロインですからね。ナルトとサクラかな～と。ストーリーのメインはあくまでもナルト対サスケ。その後はヒロイン話が描かれる機会もまた減り。

迎えた最終決戦。
サクラの二人に対する思いのエピソード。
ネジとナルトと日向のエピソードでこりゃまたナルトと日向カップル誕生か？どうなる？と最終回に向けて気になるエピソードの一つでした。

結局、漫画の本編では後半でもちょいちょい描かれてましたが、もやもやのまま最終回で結果のみ。

その反動かの如く、二人のエピソードももりだくさんな作品で、あまあまエピソードです（笑）

もともと日向はナルトにぞっこんですしね。

地球のピンチなのにそんな色恋の話ばかりで大丈夫か？！と思うくらい緊張感なし（笑）

他のキャラの話も見たかったのですが。今回はナルトと日向オンリーでした。
直球ストレートなラブストーリーなのでいい年したおっさんからするとむずむずしてしまいました（笑）

他の見所は。

サクラの成長。
いい女になりましたね～
ヒロインとして人気無かったですけど、映画で株が上がったかも。
ナルトの思いも実はサスケへの対抗心が根っこ？という返答エピソードもあり。
いつのまにかヒロインからナルトのお姉さんポジションになってました。

もう一つは火の里の日常描写。
初期のころはあったんですけど。中忍試験以降は戦いに続く戦いで里の描写など稀。
まさかの電気が通ってたり携帯電話らしきものからカメラまで。この辺りは原作でももっと見たかったですね。

映像では最終決戦のシーンは驚き。

今のアニメってこんなことできるの？！と迫力のシーンでした。もっと尺長いので見たかったですけど予算の都合もあるのかな。音楽とともに興奮したシーンでした。
ワンピースも頑張ってたりしますが映像に関してはジャンプアニメでナルトはいい会社に作ってもらってますね。

最後にオマケの漫画ですが。
２ページでした。あとはキャラクター紹介とスケッチでした。
もうちょっとページあればよかったですけど２ページながらナルトと日向の話がほのぼのしててよかったです。

総評：★★★☆☆＋
映像（5）　構成力・展開（3）　脚本（3）役者（4）
演出力（4）　キャラクター（4）　オリジナリティ（4）
五段階評価です

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