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アーロと少年 【ピーター・ソーン監督】

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映画館で鑑賞。


今さらな記事ですいません。
ここ二ヶ月、気持ちが落ち着かなくて映画の記事を書くどころか映画を見に行くのも億劫になってしまってました。
ちょうど公開数の谷間の月だったのが救いです。

そんな中、行ってきた映画がこれ。
評判はぼちぼち。
レビューをチェックしますとストーリーは凡作など手放しで良作ではなかったようですが、ピクサーということもあって映画館へ。



【あらすじ・解説】数々の名作を世に送り出してきたディズニー/ピクサーが、恐竜と少年の出会いを軸に壮大なスケールで描くアニメーション。絶滅せずに生き残った恐竜たちが高度な文明を築いた地球を舞台に、恐竜と人間の子供を待ち受ける大冒険を描く。監督を務めるのは、『モンスターズ・ユニバーシティ』などでボイスキャストを務めてきたピーター・ソーン。まるで別世界の地球で、外見も性格も対照的な彼らが織り成すドラマが感動を呼ぶ。[Yahoo 映画]



人間の子供が喋れないという設定に惹かれて映画館へ。
確かに、少年は原始人的扱いで喋れず、ボディランゲージや表情で伝える役。
恐竜のアーロが喋って、でかい図体なのに臆病で気づくと少年(一応、後半にはスポットという名前で呼ばれます)を頼ってしまう状態になり。
彼らの冒険?帰宅を描いたこの作品。



昨今の映画はやっぱりセリフあっての劇映画。
それを、この作品は少年のセリフを封印して体の動きや表情のみで感情を伝えるというアニメでは暴挙ともいえる演出に挑んでます。しかし、ディズニーの本流って動きでいかに伝えるか?というが昔からの伝統。動物のしぐさ、表情の変化をアニメーションでいかに表現するか!というのはこのスタジオは最高峰に一つです。

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見てるとついつい、スポットの表情を目で追い、彼の気持ちが伝わり、いつのまにかアーロとスポットの友情に引きこまれます。種族や大きさも超えて彼らの絆の行く末を見守っちゃいます。


ストーリーはとくに捻らず王道で貫いてます。
以外だったのはお父さんとの別れ・・・


見所は壮大な自然描写と厳しさでしょうか。

イメージ 3


イメージ 4


さすがピクサー!の映像です。もう、実写より美しいと言える自然風景。
そして、厳しさ。
アーロの帰宅への道のりは平穏ではありません。自然の驚異、肉食動物の脅威もあってハラハラどきどきもあります。


まあ、私の中で一番のびっくちは虫を食べたシーンとかですけども(笑)


あと、アーロがあまり可愛くない点(笑)
愛嬌は出てくるんですけどディズニー映画にある可愛らしさが薄くて。やっぱり爬虫類系を可愛く見せるのはディズニーでも至難の業なのか。ドラえもんのピースケのが可愛かった。


最近は家族でネイチャー系を見て自然を学ぶ、なんてのもありますけど、結構、残酷でトラウマになっちゃいこともあるのでこっちを先に見て、自然の~を勉強してネイチャー系とかならいいかも。


カップルで行ってもぼちぼち。悪くはないと思います。
ただ、やっぱり家族向けですね。



総評:★★★★☆
映像 (5) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (4) キャラクター (3) オリジナリティ(5)
五段階評価です

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