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バレット 【ウォルター・ヒル監督】

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DVDで鑑賞。


年末で忙しいですが、何か映画を見ておきたいと気軽に見られるアクション系を物色していたときに思い出した1本。年末に全米の興行成績、といっても単なる興行成績でなく、制作費との差などを含めてのランキングで2位に輝いちゃった1本。「エクスペンダブルス」でまた輝きだしたと思いきやずっこけ始めたのかスタローンと思い借りてきました。


【あらすじ・解説】シルヴェスター・スタローンが、『ストリート・オブ・ファイヤー』や『48時間』シリーズのウォルター・ヒル監督とタッグを組んだアクション。相棒の復讐(ふくしゅう)に燃える殺しのプロフェッショナルが、それを成し遂げようと若き熱血刑事と共に壮絶な戦いを繰り広げていく。スタローンがタトゥーで覆われた屈強なボディーを披露しながら、重厚感あふれる肉弾戦や銃撃戦を披露。『ワイルド・スピード』シリーズのサン・カン、『ソルジャーズ・アイランド』などのクリスチャン・スレイターら、実力派俳優が脇を固めている。[Yahoo 映画]


あぁ、懐かしい(笑)
そうそう、早めに訂正ですが。
映画ポスターには40年間みたいな数字ありますがそこまで積年の恨みをこめてとかではありません。
40年殺し屋、裏稼業してきましたよ、ってだけです。
では話を映画に戻しまして。

前科数犯で札付きの悪で殺し屋、けど情に脆くどこか悪っぽく見えない主人公。
ベッタベタです。けど、たまにはこういう王道があるから変化球主人公が活きるわけでやっぱいいです、こういうの。で、相棒は残念ながら即退場。代わりに、“正義とは”に頭がガッチガチの刑事が登場。根っから刑事が嫌いな主人公と馬が合わないのに目的のため共同戦線を。
まさに80年代アクション!
演者の主人公は老けちゃいましたが(笑)
「コブラ」とかの役がそのまんま年を重ねた感じでしょうか。といってもコブラは刑事で今回の役は殺し屋なので役はまったく違いますけど、こんな感じです。

個人的に80年代の好きなのでこの映画はツボでして、主人公が悪人なんだけどなんやかんやのヒーローもの。
悪役も、純粋に悪役なのがさらにいい感じ。さー主人公、躊躇なくやっつけちゃって、って言いたくなる悪人軍団。金と権力の亡者にその腰ぎんちゃく、そして殺人快楽者と揃っております。過去に孤児だったりして不幸なんて設定とか要りません。今が悪人なら悪人でしっかりやっつけちゃってください。ってのがやっぱ見やすいですわ(笑)

若干、ハイテク(この言葉が似合う感じなので)にしようとデータをUSBで運んだり、スマホで犯罪履歴が見れたりなどしてますが逆に頑張ってる感がでちゃってますのも微笑ましい(笑)
スマホみたいな端末でほいほいそんな情報が閲覧できるのもどうなの?とか・・・・
ま、世代ギャップを表現してるだけなんでしょうけど。


そして、アクションシーン。
今ですと、ステイサム系の流れるような格闘シーンが主流ですが、スタローンは違います。
単なるどつきあい!殴って受けて殴って受ける、耐え切ったほうが強いんだ!とばかりの映画です。あの体格ですからね。スマートな格闘シーンよりこっちのほうが似合います。「エクスペンダブルス」でも大抵どつき合いですからね。これがスタローン流なんでしょうね。

80年代の名手、ウォルター・ヒル監督らしい仕上がりのアクション映画でした。

私は楽しめましたが、興行成績のランキングが上手く行ってなかったのでこういうアクション映画は今は受けが悪いのか、とちょっと寂しくなりました。


総評:★★★★☆-
映像 (3) 構成力・展開 (3) 脚本(3) 役者 (3)
演出力 (4) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です

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