レザボアドッグス　【クエンティン・タランティーノ監督】

ＶＨＳで鑑賞。

「ジャンゴ　繋がれざる者」を見て久々に見たいな～とブルーレイをレンタルしてきました。

いやー久々に見てもかっこいい！
キャスト、演出、そして音楽。

タランティーノのデビュー作なんですね。
自主制作版がハーヴェイ・カイテルの目にとまって、カイテル製作でハリウッドでリメイクされたそうです。
wikiで見ましたら制作費も安かったみたいでキャストの衣装も私服だそうです。にしては決まってましたけどね、あの黒服（笑）

そう、あの黒服でそろって歩くシーンでこの映画に吸い込まれますね。
ダイニングでマドンナの「ライクヴァージン」の歌詞論議、ヤ○マンがどうのこうのでこういう下な話はついつい面白くて気付いたら聞いちゃいます（笑）次はチップの話がぐだぐだと続いてこの映画はどうなるんだろ、と思ったら上のカット。
カイテルにロスにタランティーノにブシェミなどが黒いスーツをまとって歩く。ぐは！たまらない！ここの音楽も最高！

何が始まるのか、と期待してましたらロス演じるミスターオレンジが血だるまで車の中でのたうち回ってる・・・
ここから倉庫での潜入捜査官=犬探しドラマが始まります。

ほぼ倉庫内だけのドラマの１シチュエーションドラマなんですけど緊迫感、バイオレンス描写などどれも秀逸。
誰が犬か？誰が味方で誰が敵か？テンポのいい構成、次々と肉付けされていくキャラクター。
デビュー作とは思えない完成度。もう説明不要。見てしびれて欲しい１本です。音楽もいいですよ。

映画の話とはそれますが漫画「ワンピース」のキャラクター・サンジのモデルがブシェミという話を読んでイメージないな～と思ってましたがこの映画を見たら納得でした。最近はコメディのイメージが強かったのでイメージ合いませんでしたがこの作品だと雰囲気にてました。ほかの作品ではなくてレザボアのブシェミが元みたいですね。

総評：★★★★★
映像 （5）　構成力・展開 （5）　脚本（5） 役者 （5）
演出力 （5）　キャラクター （5）　オリジナリティ（5）
五段階評価です

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