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オーバー・ザ・トップ 【メナハム・ゴーラン監督】

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DVDで鑑賞。


むかーし、深夜放送で見た覚えがあったようなないような。何かのバラエティ番組でのパロディを見たのか定かではなく。
改めてちゃんと見ようとレンタルしてきました。


【あらすじ・解説】妻子を捨てトラック運転手として生きる男が、病気の妻に会うため10年ぶりに再会した息子と旅に出る。二人の間にできた溝は深く、息子は頑なになっている。男は、得意のアーム・レスリングを通して親子の絆の再生を試みるのだが……。M・ゴーラン、スタローン、二人の凡庸な面ばかりが強調された「チャンプ」もどきの作品。[Yahoo 映画]


さらっと見ていたので気づきませんでしたが、このyahoo映画のあらすじの内容は毒づいてますね。
「チャンプ」もどきの作品って。
確かに似てそうですけど。「チャンプ」を見てないので見比べが出来ませんが、この作品はこの作品でいいところがあり、その最たるものがスタローンらしさ。しかも全盛期の。負ける要素が微塵も感じさせない無敵感。ロッキーで勝ち続け、ランボーでばったばったとなぎ倒し、コブラでも無敵。それが似合う男スタローンの父親的な面を引き出した作品。


当時は父親らしさというか家庭的な面もなかったスタローンなんで父親らしさもまだ板についてなく、それがちょうどいい役でした(笑)腕っ節のみで生きていた男だけど、母親の危篤を知って息子に対して行動を起こすことからこの物語は始まります。
って、若干拉致なんですけど・・・

祖父も強引なところはありますが別に悪意のある人ではないので祖父のもとで成長してもよかったのでは?
なんて野暮な突っ込みを入れたくなりますが、強引ですけどやっぱ父子で暮らすことで解ってくることも成長できることもありますので。確かに成長してましたしね。
あのガキ大将のシーンとかいいですね。


画的にはアームレスリングなので動きが無いのがちとつらい。
試合は腕っ節のある面々が「うぉ!!」って叫び血管を浮き上がらせながらの試合なので迫力はありましたので、今回はアクション映画のわけではないので充分でした。


音楽は、今聴くと新鮮。
当時のポップミュージックは70年代、80年代を感じさせていい感じ。
効果音が、当時らしさが出てていい感じです。最近は前面に効果音を出すことが無いので新鮮に感じました。


懐かしさ、懐古主義になっちゃうかもしれませんが、それでもいい映画でした。
父子物語の王道作品です。
yahoo映画の影響とは関係なしに、前から見たかった作品なので今度は「チャンプ」も見て見比べてみようと思います。


総評:★★★★☆
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です

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