ダーケストアワー　消滅　【クリス・ゴラック監督】

ブルーレイで鑑賞。

予告を見て面白そう！と思いながら劇場公開が小規模なのでヒット作の匂いはしない、地雷臭いけど、爆発は小規模。そこそこ面白そうだとレンタル待ちしておりました。予告で人がボッと消滅していく、なぞの光源が襲ってくる、というところが鑑賞欲をそそりました。

yahoo映画のレビュアのかたがたを見るとさすが歴戦の戦士（笑）
某大作映画のスタッフが～とか、某大作映画を超えると～とかの宣伝文句は大抵地雷（笑）
こちらの映画も「ウィンテッド」の監督が、とありますが監督ではなく制作に回ってるので。しかも、大地雷「リンカーン　秘密の書」を引っ張ってきてないところが効いてます。そして、「プロメテウス」のスタッフが、とありますがyahoo映画の解説であるとおり脚本家が参加。これは、まだいいほうですね。下手するとＣＧ制作会社が参加しただけでスタッフが参加と強気で押すことありますから。スタッフはスタッフでもＣＧ制作会社だと制作費で質が激変しますので参考資料として宣伝文句に使うのはいただけないですよね。ね、「スカイライン」（笑）

してして、この映画。
言うほどわるくはなく私は楽しめました。
Ｂ級のエイリアンものとして。劇場で見たら地雷なのでレンタルだとちょうどいい感じです。

主人公グループが４人、あとあと２人増えて、そのあと数人また増えるのですが。以外にメインの４人全員助からないんです。誰が犠牲になるかは見てのお楽しみですが以外にあっさり犠牲になったりしてどうなるんだこのラストと、そこは楽しめました。
あと、光源エイリアンが昼間は姿が見えず・・・あれそうすると地下鉄のシーンもモールとか最初に姿見えないのおかしい・・・今気付きましたが・・・とツッコミところありそうですがどこから襲ってくるか、銃でも倒せない（最終的には倒せたりできるんですけど）と前半から中盤の緊迫感はＢ級としては及第点。

ただストーリーと展開の一部が酷い（笑）
まず冒頭。主人公の男二人は新しいアプリを開発して売り込みにロシアに来るのですがその設定は冒頭のみ。
アプリを開発して助かる道を探すとか皆無。まったく意味のないやり取りでこれなら傷心旅行とかのほうがいいんでない？なんてエピソード。光源エイリアンに襲われて数日後に外の世界に出るとおばあちゃんが一人だけ助かって家にこもってるけどなぜか喧嘩ふっかけるほど元気でしたね。まさに説明用キャラでそれしか意味がなかった（笑）
風呂敷広げたのにロシア娘の孤児（とういっても１６，７の子ですけど）が途中合流しますがいまいち活躍の場、見せ場なくいまいちストーリーに絡めず。などなどツッコミところも盛りだくさん。
制作初期段階ではヒット作の予感があったのか続編を匂わすつくりなのでロシアっ子は続編で活躍予定だったのかな。

ま、最大のツッコミドコロは

金属生命体なのに塩水盛りだくさんの地球を襲わず月を襲ったほうがいいんでない？というところ。
そうするとこの映画の根本が崩れちゃうので意味ないんですけど（笑）
地球は資源が豊富ですが大切にと下手な締め方で記事終わりです。

総評：★★★☆☆+
映像 （3）　構成力・展開 （2）　脚本（2） 役者 （3）
演出力 （3）　キャラクター （3）　オリジナリティ（3）
五段階評価です

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