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Channel: 映画を観る日々
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ザ・レイド 【ギャレス・エヴァンス監督】

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ブルーレイで鑑賞。

レンタルしたDVDの予告を見て初めて作品の内容を知り興味をもった1本。
お店でパッケージ見た感じではB級ホラー系にみえたんですけど、中身はヴァイオレンス尽くしのアクションのようです。

【あらすじ・解説】インドネシアの麻薬王が支配する30階建ての高層ビルを舞台に、SWATとギャングたちが銃撃戦や肉弾戦などし烈な死闘を繰り広げる驚がくのノンストップ・アクション。ギャングの巣窟に強制捜査に入った20人のSWAT隊員が、住人たちの激しい反撃に抵抗しながら戦うさまを描く。監督と主演は、『ザ・タイガーキッド ~旅立ちの鉄拳~』のギャレス・エヴァンスと、東南アジアの格闘術「シラット」の使い手で同作にも出演したイコ・ウウェイス。始まりから終わりまで、止まることのない過激なアクション・シーンに度肝を抜かれる。[Yahoo 映画]

来ました!
規制、規制でがんじがらめで閉塞感が出てきたハリウッド、アイディアが枯渇し始めたベッソン率いるヨーロッパコープ、ジャッキー、ジェット・リーに続く次世代がいまだ出てこない香港。
東南アジアから新しいアクション映画の波が来てます。タイから「マッハ!!!!」が登場し、インドネシアからはこの作品。

シラットアクションよりも、戦場アクション+犯罪バイオレンスな内容です。
犯罪組織、おそらくドラック系の組織の巣窟のビルに強制捜査に踏み込むのですが、警察内部も腐敗していて犯罪組織と関係があり、この部隊だけでの作戦。ビルに入れたまでは良かったのですが侵入が見つかり・・・

ここからは銃撃戦、ナイフ格闘技などアクションが怒涛のように展開。
近接戦闘はナイフは定番ですが、体を抑えてコメカミに銃を突きつけてバンっと撃つのは驚きました。確実に殺しに行ってます。しかもこのカット、アップで撮ってるので血しぶきなどはCGとは思いますが映像も凝ってます。侵入発覚から30分ほどこれでもか!とアクションと部隊がどんどん追い込まれていく展開はなかなか。壁に3回叩きつけられるなどスタントなども体張ってます。最近はスタントも保険の影響かなにかは知りませんが無難なカットが多いですので・・・安全第一なので仕方ないですがたまには冒険して欲しいところ。この映画はそういう鬱憤を晴らすからのごとく大暴れしてます。
ただ、「マッハ」とかだと大怪我してたりするので安全面には気をつけて欲しいですが、映像に迫力出るのでぎりぎりまで頑張ってほしいです。

キャラクターは・・・よかったです。
組織のNo2の爽やか君は「あぁ納得」のポジでしたがNo3が意外な格闘マニアで見た目のわりに強かったのが予想外でよかったです。ただ、ラストの格闘シーンは長すぎましたね。かなり痛いところに決まってるのにずっと続くものなのでしらけちゃいました。タフネスなのと強さを見せたかったみたいですがもう少し前で決着つければいい展開だったんですけど。
警察部隊は隊長と主人公、そして警部が意味深な関係なので最後まで話も見れたりします。

この映画、なんと続編とハリウッドリメイクが決まったとか。
ハリウッドリメイクは期待してませんが続編に期待してます。
やはり規制はある程度必要ですけどがんじがらめだと表現が限られてしまったりするので。


規制を気にしないバイオレンスを堪能できる作品です。苦手な人はお気をつけて。

久々に参考用に予告を。




総評:★★★★☆+
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です

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