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トランスフォーマー/ロストエイジ 【マイケル・ベイ監督】 その2

映画館で鑑賞。


前回の記事を読み直すとシリーズに対する批判ばかりで、肝心のロストエイジの内容についてほとんど書いてないことに気づいきまして。もう一度記事を書くことにしました。


まず、前回記事の最後に書きましたが長いです。
160分を超えると最近は長いと感じるようになってしまいました。以前は140分くらいの作品がたくさんありましたが、映画会社がフィルム代の節約や、観客の集中力を調査した結果120分以内、理想は100分から95分くらいにまとめた映画が増えてます。そう考えると、この手の作品で160分は挑戦してるといえば挑戦してます。
中身も中だるみは確かにありましたけど、盛り上がるところが必ず15分に一度はありますので見終わった後に長かったな、とは思いますが鑑賞中はそれほど気にならないレベル。

では、なぜ見終わったあとに長いと感じるかと言いますと。

勢力図関係が多すぎて、各エピソードを拾っていたために長く感じます。

まずは、オートボット2人。
ケイト一家を含めてオートボット支援の人類。


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イメージ 1



途中から登場の新オートボット軍団。あなた方いままでどこに居たの?と思いますが特に説明もなく、オプティマスの放送に馳せ参じて参加してます。今回の作品で悪役も他はちゃんと描かれてるのに参加までの流れが一切説明のないよく解らない軍団扱いです(笑)一応、オプティマスには敬意をもって参加してるので仲たがいしてたとかではなく。一部、人類に対して諦め、見切りをつけてる面もあったりします。ハウンドとかいいキャラも増えたのはよかったです。

それにしても、同じ人類ですけど、救っといてもらってその英雄を殺そうとする種を助ける義理はないんですよね。オプティマスの優しさなのでしょうか。イラク戦争の帰国兵か、ジャンヌダルクか。はたまたランボーか。戦争帰りの英雄はいつもこうですよね。


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イメージ 2


KSI オートボットを研究して新たな兵器の開発などをしてる会社。
この会社の社長役がスタンリー・トゥイッチ。いい感じにエセスティーブ・ジョブスちょっとおかま風を演じてます。

前半パートは特に出番がなく。後半に絡んできてこの辺りが長くなった原因。

この組織に関連して、前シリーズのアイツが復活も描いていて今回の余分な点。
あと中国編で要らないシーン、カットが増えて長くなったのは組織と関係ないですけどさらに余分な点。
これなかったら10分は削れたはず(笑)

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イメージ 3


KSI 墓場の風。CIAとのつながりもある、反オートボット組織。なぜか地球を救ってくれたオートボットが脅威になるとオートボット狩を始める。どの時代にも居る迷惑なやつら。
黒一色なので自分たちが悪役って解ってる衣装ですよね(笑)

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イメージ 4


創造主というオートボットの総統みたいな存在。まだ顔とかは出てなかったはず・・・
代わりに賞金稼ぎハンターのロックダウンが地球に襲来。
今回のラスボスです。顔が銃身に変身する大鑑巨砲主義キャラです。 
ただ、なぜか劇中ほぼどのシーンでもオプティマスより上手の行動と戦闘力かつ冷静だったロックダウンが中国編辺りからちょっとお間抜けになっていくのは謎ですけど。油断しちゃったのかな。


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イメージ 5


これにプラスして。
恐竜タイプのオートボット、ダイナボット。オートボットの別の軍団は特に今までのエピソード無し参加だったのに対して、こちらのタイプは前半からちゃーん過去から描かれてます。


勢力で細かく分けますと7つですか。
さすがに多すぎでしょ(笑)
主役の変更もあったので主人公の説明もここにプラスされてるので余計に。
前の記事でも書きましたが。主人公が発明家である必要だったのが途中でハッキングするところ以外になかった点。
他のキャラでも良かったような。それこそあの悪友が出来ればそれでよかった気も。今後、何かあるのかな、あの発明家の点は。もしかして、人類産オートボットの生みの親になるのか?!

とにかく、この多い勢力図と説明が長いと感じた原因であり、よくまとめたな~と思う点でもあります。

前半の話とか見てますと、同じ人類ながらこいつら救う意味あるの?と思うシーンもありますし。
以前のシリーズではアメリカ軍は共闘キャラでしたけど、今回は完全に悪役でした。
ベイ監督にしては珍しく、いいアメリカ兵がほぼなし。「ザ・ロック」や前シリーズでもあった、国のために人類のために身を挺して守るアメリカ兵!のカタルシスが無かったのは珍しく、私としてはちょっと物足りない点もでもあったり。


長いとは、私も長々と書いてますが、最初のところに書いたとおり、見せ場がちゃーんと数多く用意されてますのでテンポよく見れます。問題は中国編で一旦中だるみが生まれちゃうところ。ここが惜しい。
中国編も見せ所が無いわけでなく。
あのアパートの絵とか何この建築技術!とセットだかロケだかわからない絵が生まれてます。
地震が来たら一発で崩れそうなアパートですが絵としては素晴らしかったです。ここは今後も使われそう。
何しろラストバトルなのでど派手な戦闘シーンがありますので見所の一つではあります。

どらごんづさんの記事に突っ込みどころとナイスつっこみが載っててやっぱり話的には穴が多いですけど。

そういえば、オプティマスが空飛べちゃうシーンですけど。
あれはどこかで耳馴染みのファンファーレが鳴ったんですよ。

オプティマスの力が1上がった。
オプティマスの知力が1上がった。
オプティマスの運が1上がった。

能力「空を飛べる」を手に入れた(NEW!)

やっぱり強い敵を倒すと経験地が入るんですよ。なーんていい訳を勝手に思いつきました。
次回作は空中戦もありかな?と思いつつ。ドッグファイトも見たい!
けど製作サイドは空を飛んだことを忘れて今までどおりなのかな(笑)

色々と文句を書いてますが、見所もあり、映像も音楽も派手。さっすがトランスフォーマーな映画の部分もたくさんあります。ちょっと期待してましたし、マイケル・ベイ監督のファンでもありますので今回は辛口になってます。
何より、ここまで派手な映画ですと、家でDVDで見るより、やっぱり劇場サイズで見たいので次回作もなんだかんだ映画館で見るつもりです。さすがにストーリーに関してはハードル下げてみようと思いますが(_ _Image may be NSFW.
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;)





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