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猿の惑星:新世紀(ライジング) 【マット・リーブス監督】

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映画館で鑑賞。


この真訳「猿の惑星」シリーズはどうも乗り気になれず。
劇場で何を見ようかな、と探してると秋の公開作品はやはり数が絞られるので大作というと、このタイトルくらいしかなかったで劇場へ。前作はそれでもスルーしてDVDレンタルして見ました。



【あらすじ・解説】名作SF『猿の惑星』の前日譚(たん)『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編。ウイルスによって滅亡状態に陥った人類と、遺伝子の進化を経て知能や言語を得た猿たちとの対峙(たいじ)が思わぬ事態を引き起こしていく。前作に引き続き、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアンディ・サーキスがモーションキャプチャーを駆使し、猿のリーダーとなるシーザーを熱演。その脇を『ホワイトハウス・ダウン』などのジェイソン・クラークや『裏切りのサーカス』などのゲイリー・オールドマンが固める。人類が衰退した世界の衝撃的なビジュアルに言葉を失う。[Yahoo 映画]


へーと思う内容。
オリジナル「猿の惑星」だと進化した猿に征服される人間の図でしたが。
本作では、猿を媒介した菌で人類が病死した世界で人類が絶滅寸前まで減少。そこに、進化したシーザー率いる猿軍団との衝突を描いてます。
どうやって50億もいる人類との戦いに勝ったのか?と思ってましたら病原菌で人類が激減してたという話になってます。

対立と書きましたが。


イメージ 2

シーザーは育ての親の愛もあってか人類に対して憎悪の部分はありますが征服したい!や殺したい!という感情よりも自分たちが平和に暮らせればよし、進入してくるなら容赦しない!路線でした。色々とあって猿、縁人類たちが人類と対立しますがシーザーは都合により(以下ネタバレになるので省きます)


一応、前作の創世記でも登場したコバこと片目の武闘派は後の将軍?って噂がありましたけど。
今回も重要な役で登場。なのでてっきり、と思ってましたらアレ?な展開。
そして。
今のところの流れですと、シーザー一族が猿王国を作りそうなんですけど。なんで人類は奴隷的扱いだったんでしょうね。
やはり、人類の進化と一緒で知能の進化した猿の軍団もいつのまにか俗物化してああいう事態になったのか。

と、なると。
だんだんシーザー=神かイエス・キリストに見えてきました。そうなるとキリストのように磔刑か。

神話や聖書をモチーフにしてたりするんでしょうか。
あまり神話に詳しくないのでただたんなる思いつきで記事にしてます。

うーん、違うかな。今回の展開と神話や聖書は違いますし。
あ、けど「復活」はしたか・・・


やっぱりダメですわ(笑)
どうもこの作品は質は素晴らしいのは頭で解ってるのに心が受け付けないです。

人類の悪の部分だけがピクアップされ、中心人物の一部だけが人の良心のように描かれ。どの映画でもそうなんですけど。不思議とこの映画だとそれが癇に障るらしくそこも受け付けない。
この映画ですと、人類は電気が電気がーと叫んでますが。確かにこうしてブログの記事を書くのに電気が無いと何も出来ないですけど。人類滅ぶか滅ばないか?の瀬戸際で電気に頼るしかないならそれもどうかと。何もない状況でも生きる術を培っていくほうが大切なような。確かに娯楽とかないと辛いですけど。
こういう状況で生きていけない人類と文化を創っている猿との対比なのかな、とは思いますが物質文明は・・・
やっぱ、ここで止めます。


シーザーの男気。CGの違和感の無さ。
人類への警鐘。ゲーリー・オールドマンが得意の嫌なキャラを好演!
などなど見所あり。ストーリーも起伏があって面白みあり。

けど私はダメでした。
なので面白いかどうか聞かれたら面白いですよ(心の中で私は嫌いですが)と答えます。


総評:★★★☆☆
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(3) 役者 (4)
演出力 (4) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です

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