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ピッチ・パーフェクト 【ジェイソン・ムーア監督】

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DVDで鑑賞。



公開時に話題にしっていた作品。
タイトルを見間違えてまして。「“ビ”ッチ・パーフェクト」に見えて、よく禁止用語の“ビッチ”なんてタイトルをつけたなーと素っ頓狂なことを考えていた英語能力ゼロの男が私です。

当初は見る予定は無かったのですが。続編公開もあって全米ヒット(もはやネタでしか使われないキーワードですが)小規模から大規模公開となった作品なら何か光るものがあるだろうと気になったので借りてきて見ました。



【あらすじ・解説】『マイレージ、マイライフ』などのアナ・ケンドリックが主人公を演じた、アカペラがテーマのガールズムービー。あるきっかけでガールズアカペラ部に入ってしまった女子大生が、次第にその楽しさに目覚め、部の仲間たちと固い絆と友情を育んでいく。製作を務めるのは、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどの実力派女優エリザベス・バンクス。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』のレベル・ウィルソンらが出演。クセのあるキャラクターが入り乱れるにぎやかな物語はもちろん、熱気あふれる歌唱シーンも見もの。[Yahoo 映画]



うーん・・・感動するわけでもないし。
ラブストーリーとしても普通。サクセスものとしてはいまいち達成感は薄い。


ではどこが見所でしょう、と言いますと。


アナ・ケンドリックの歌と胸元。

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はい、これでまた女性訪問者激減する・・・

けど、男は見ちゃうでしょ!
彼女、トニー章ノミネートなど舞台でも実績あり。映画でも、「マイレージ・マイライフ」でアカデミー賞ノミネートと実績は充分。お顔も可愛いですし、先ほどの胸元も充分なのに。彼女の代表作と言うと、もしくは彼女の知名度というと・・・口がすぐに開かない。私も顔は知ってるけど名前までは、でした。カタカナ苦手なのでまた忘れちゃいそうですが。見たことある作品が多いんですけどね。
彼女がブレイクできない理由は・・・恐らく身長。向こうの女優さんはある程度身長も求められてるのか。彼女はさほど背が大きくなく、現在30歳ですが、新入社員、大学生でも充分通じてしまうところ。「マイレージ・マイライフ」だとクルーニーと並ぶと身長差が大きく、父娘にしか見えず。日本だと小柄で可愛いで勝負できそうなんですが向こうだとそれは厳しいのかな?

ただ、彼女の中身はすんらしいのでもっと出演作が増えることを期待。


あとは主人公ベッカのやりたいことをやれない感の部分ちょいと共感。
ただ夢はDJということなど、この辺りは共感度薄かったんですけども。話自体の作り込みが薄く。登場人物が多過ぎたせいでキャラの掘り起こしが薄く、ベッカもその影響でイマイチ、いままでどういう人生だったのか、父親との不仲は離婚もあるでしょうがそれだけじゃーイマイチ。DJや音楽プロデューサーもですがなぜ音楽が好きなのかを掘り下げてたら変わったかな。映画が好きじゃないほうはよく解ったんですけども(笑)ダースベイダーのくだりは勉強になりました。ドイツ人だと名前で父親とネタバレになってるというのは(笑)


展開としては。
ベラーズが伝統的なアカペラで。
トラブルメーカーズが対抗馬、ライバルで。
彼女が新しいアカペラグループを作るのかな?と思ってましたら意外にもベラーズが変わる方向の話で、ちょいと以外。

オーブリーがお局様化していて、「あ~これ本当にめんどくさい状況の集団だ」と私自身の経験で凄い共感。これを変えるのは至難の業と思い上の展開を想像しちゃいました。以外にもオーブリーも変化していくのですけども。そこが面白さになるかは個人差ありそうです。私はオーブリーをやっつけて欲しいと(笑)
スタンドプレーといわれて槍玉に上がるところとか、あ~言われるんだよね~と共感度大。この窮屈感に共感してました。

しかし。

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これが

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これに、方向性の変わり身早っ!と。前半のベッカの目標はDJに時間割きすぎて、肝心のアカペラグループの話が薄くなっちゃったのが原因かな。こっちに力を入れてたら日本でももっと受けたかも?



あとトラブルメーカーズのボス、アダム・ディヴァン演じるバンパーをやっつけて欲しかったのに。

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あの野郎、途中でいなくなっちゃった・・・しかも好きな歌手であるJ・メイヤーに呼ばれたとか・・・二重に腹立つ展開(笑)あの小憎たらしさは見事なんですけどね~

最初に出てた手品とかしちゃう不思議君の活躍の場面があってホッとしました。あのまま活躍無しだったらあまりにも悲惨で。


ベラーズのメンバーも個性的な割にはイメージだけ個性的なだけでベッカとの関係も薄くそこまで彫り下がっておらず。
「天使のラブソングを」のメンバーを今風にした感じにも見える、二番煎じにも見えてしまったのが残念。
小声の子のぼそぼそネタは結局あなたはサイコパスなの?!も解らずでしたし。


と、消化不良の部分も多々あり。

ベラーズがクラシックなアカペラから自由なアカペラは開放感があってよかったですけど。
変わっちゃうのか、と感じる場合と、変えたと感じる場合で感想が変わりそうです。私は後者に近いんですけど。前者の部分もあり。もうちょっと変化になるきっかけが欲しかったかな~



あとは下ネタなどお笑いのところはそこまでツボではなく。
うーん、年々アメリカ人との笑いのツボがずれていってるような。ゲロシーンしかり、司会者の毒舌しかり。
男の人は最後まで志垣太郎さんにしか見えなかった。


いまいちはまらない部分も多く。
手放しに褒める作品までには見ていて成らず。


歌はいいので一聴の価値あり。
アナ・ケンドリックに萌えるのもあり。ということで。


続編も萌えてきます。



総評:★★★☆☆+
映像 (3) 構成力・展開 (3) 脚本(3) 役者 (5)
演出力 (3) キャラクター (2) オリジナリティ(3)
五段階評価です

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