映画館で鑑賞。
ひっさびさの映画レビュー(最新)の記事更新!
1月ずっと「スターウォーズ」がトップ記事から動かないとは思わなかったです。もう少し早く初映画に行けると思ってたのですが体調不良などがあって今週からやっと。
1月ずっと「スターウォーズ」がトップ記事から動かないとは思わなかったです。もう少し早く初映画に行けると思ってたのですが体調不良などがあって今週からやっと。
では。
ロッキーシリーズもちゃんと予習して劇場へ。
チャンプって副題の重みを理解して映画館まで行ってきました。
ロッキーシリーズもちゃんと予習して劇場へ。
チャンプって副題の重みを理解して映画館まで行ってきました。
【あらすじ・解説】シルヴェスター・スタローンが演じた『ロッキー』シリーズのロッキーが、ライバルのアポロ・クリードの息子と再びボクシングの世界に身を投じるさまを活写した話題作。アポロの息子アドニスが、トレーナーとなったロッキーのもとでボクサーとして成長する姿を見つめる。メガホンを取るのは、『フルートベール駅で』で注目を浴びたライアン・クーグラー。スタローンと『フルートベール駅で』などのマイケル・B・ジョーダンが、師弟となるロッキーとアドニスにふんする。熱いドラマはもちろん、ボクシングシーンも必見。[Yahoo 映画]
いやーロッキー魂まだまだ健在!
そして、その魂、心は次のチャンプに引き継がれました!
そして、その魂、心は次のチャンプに引き継がれました!
ヒロインに一途なところも一緒に引き継がれてました(笑)
こういうの嫌いじゃないどころから大好きなんで、大歓迎です。
こういうの嫌いじゃないどころから大好きなんで、大歓迎です。
タイトルは“ロッキー”から“クリード”に変わりましたが外伝でもなければおまけエピソード映画でもございません。
正当なる続編です。
チャンプとは、戦うとは。それをあの四角いリングの上でしか掴めない何かを描く姿勢は変わらず。
正当なる続編です。
チャンプとは、戦うとは。それをあの四角いリングの上でしか掴めない何かを描く姿勢は変わらず。
ショッキングなのはロッキーがマジで年を取っちゃったねという姿。
トレードマークの帽子はちょっと大きくなったかも?!
そして、前作のエイドリアンに続きポーリーも天国へ。ポーリーのドタバタ劇や、野次も見られない寂しさが。その辺り、ロッキーの相方ポジションはクリードが若干引き継いだかな。ジェネレーションギャップでいいコンビになってます。
さて、ロッキーの魂の部分もですが。
この映画はもう一つのテーマというかロッキーシリーズ後期のテーマ。
親父の背中をどう乗り越える?がメインだったりします。シリーズ5、ファイナルではロッキーJrの重圧が描かれてました。残念ながらロッキーJrはこの作品で登場せず。しかも、父親の影響の少ないカナダで結婚してロッキーとは距離を取ってるようです。偉大な父の壁が高すぎると息子も辛いですね。
今回はロッキーの友人アポロの息子がその名声と対峙する姿が描かれてます。しかも、クリードはロッキーを師事したことでロッキーの名声まで自ら背負うことに。生半可な重圧じゃないはず。しかも、愛人の子だったので世間の目も色眼鏡で見られるだろうし。
この映画はもう一つのテーマというかロッキーシリーズ後期のテーマ。
親父の背中をどう乗り越える?がメインだったりします。シリーズ5、ファイナルではロッキーJrの重圧が描かれてました。残念ながらロッキーJrはこの作品で登場せず。しかも、父親の影響の少ないカナダで結婚してロッキーとは距離を取ってるようです。偉大な父の壁が高すぎると息子も辛いですね。
今回はロッキーの友人アポロの息子がその名声と対峙する姿が描かれてます。しかも、クリードはロッキーを師事したことでロッキーの名声まで自ら背負うことに。生半可な重圧じゃないはず。しかも、愛人の子だったので世間の目も色眼鏡で見られるだろうし。
その重圧を乗り越え七光り、シンデレラボーイと揶揄されながらもチャンプへ挑むクリードに感動すること間違いなし。
ただ、シリーズファンでないと若干その感動は薄れちゃうと思いますが。
ただ、シリーズファンでないと若干その感動は薄れちゃうと思いますが。
演じるはマイケル・B・ジョーダン。
あら、こっちの名前も偉大な選手と同じ。Bが重要になりそうですね。
頭の形がイケメンな黒人さん。髭無いとちょい童顔になっちゃいそう。何より作りこまれた体が凄い!ロッキー時代のマッチョとは筋肉の付け方が変わってるので少し細く見えちゃいますが腕の筋肉や、背中とか盛り上がってます。
頭の形がイケメンな黒人さん。髭無いとちょい童顔になっちゃいそう。何より作りこまれた体が凄い!ロッキー時代のマッチョとは筋肉の付け方が変わってるので少し細く見えちゃいますが腕の筋肉や、背中とか盛り上がってます。
何より驚きは地元チャンプとの試合。
あれ、1シーン1カット的な長回しの構成。タイミングとかズレたら終わりなのによくボクシングの試合なんてシーンでやったなと。しかもそれをやり遂げたのにも驚き。また新しい黒人俳優さんが出てきて嬉しい限り。
あれ、1シーン1カット的な長回しの構成。タイミングとかズレたら終わりなのによくボクシングの試合なんてシーンでやったなと。しかもそれをやり遂げたのにも驚き。また新しい黒人俳優さんが出てきて嬉しい限り。
そんなB・ジョーダンに負けずとスタローンも老トレーナーを熱演。
肩の力が抜けたいい感じの姿勢もですが。あるシーンで倒れちゃうんですけど。本当にロッキー倒れた?!なくらい。アクションも含めて演技力はもっと評価されてもいいはずなのに、言語障害の影響でどうしてもセリフ回しが・・・どれもスタローンになっちゃうのが惜しい方。今年のアカデミー賞に再びノミネートされて良かったです。脚本もノミネート止まりなのでぜひここらで彼にも賞が増えることを。ラズベリー賞は気づくと取ってるんですけどね(笑)
新ヒロイン・ビアンカ役はテッサ・トンプソン。
クリードを手のひらで転がして包み込むいい女が似合う笑顔が素敵な女優さん。ロッキーの恋人エイドリアンは待つタイプでしたけど、ビアンカは自らガンガン行くタイプでした。
流れはロッキー1の焼きまわしにもみえますが。
ロッキーの年を重ね、チャンプとして戦ってきた積み重ねが引き継がれた作品ということで違う面もあり。あと、ロッキーはあくまでもロッキーの映画でいたけど、このシリーズはクリードとロッキーの二人三脚の展開。あとチーム・クリードのトレーナーがなかなか本格的というかセコンドが似合うキャスト?本当にトレーナー?なのでチーム・クリードも次回作あればぜひ出演を期待。血止めのおっちゃんはセリフゼロでしたけど存在感あったな。ミット打ちの人も年季を感じさせる老トレーナーが見事でしたし。
ロッキーの年を重ね、チャンプとして戦ってきた積み重ねが引き継がれた作品ということで違う面もあり。あと、ロッキーはあくまでもロッキーの映画でいたけど、このシリーズはクリードとロッキーの二人三脚の展開。あとチーム・クリードのトレーナーがなかなか本格的というかセコンドが似合うキャスト?本当にトレーナー?なのでチーム・クリードも次回作あればぜひ出演を期待。血止めのおっちゃんはセリフゼロでしたけど存在感あったな。ミット打ちの人も年季を感じさせる老トレーナーが見事でしたし。
単品で見てもちゃんと解る構成ですが、やっぱりタイトルにもある“チャンプ”の意味を感じるためにもシリーズを全部見たほうが絶対感動も倍増すること間違いなし。
それにしても昨今のボクシングは技術が進化しちゃってどうしても距離を取って間合いとっての試合が多いので。こう次々と拳が行き交うボクシングは興奮しますよね。映画のはずが本当のボクシングの試合みたいに興奮しました。
総評:★★★★★
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(5)
五段階評価です
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(5)
五段階評価です