映画館で鑑賞。
キャスト、監督をチェックしたら見たくなる1本。
やっぱり、マッド・デイモンはポスト「トム・ハンクス」の一番手ともいえるミスターアメリカをまい進中。
問題はリドリー・スコット監督は最近は小難しくか、映像美、ど迫力映像押しでエンターテイメント成分が不足してるのでまった鬱屈となる話になってないか心配でした。
やっぱり、マッド・デイモンはポスト「トム・ハンクス」の一番手ともいえるミスターアメリカをまい進中。
問題はリドリー・スコット監督は最近は小難しくか、映像美、ど迫力映像押しでエンターテイメント成分が不足してるのでまった鬱屈となる話になってないか心配でした。
あと、設定が地球滅亡を救うべく、宇宙探検に行ったヒット作に似てる部分があったので、最終的に地球外殺人事件再びか?!との部分だけ不安でした。まー、さすがに無いとは思うんですけど(笑)
【あらすじ・解説】『グラディエーター』などのリドリー・スコットがメガホンを取り、『ボーン』シリーズなどのマット・デイモンが火星に取り残された宇宙飛行士を演じるSFアドベンチャー。火星で死亡したと思われた宇宙飛行士が実は生きていることが発覚、主人公の必死のサバイバルと彼を助けようとするNASAや乗組員たちの奮闘が描かれる。共演は、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインや『LIFE!/ライフ』などのクリステン・ウィグなど。スコット監督による壮大なビジュアルや感動的なストーリーに注目。[Yahoo 映画]
リドりー・スコット監督作品なのか?!と思いたくなるほど爽やかな1本。
どうしたスコット監督。
なんて素敵な作品を作ってくれたんだスコット監督。
どうしたスコット監督。
なんて素敵な作品を作ってくれたんだスコット監督。
です。
悪人やゲスな人はいないんです。
みんな精一杯やった上での結果。
しかし、一人残された主人公。
みんな精一杯やった上での結果。
しかし、一人残された主人公。
彼は死んだものと思ってしまうのも致し方なし、というかそりゃ死んだと思うでしょうという状況。
しかし、彼は運が良いのか悪いのか命は助かりサバイバルが始まります。数字を見ると絶望的な数字。サバイバル技術があってもそこは火星。食料どころか水の確保も至難の業。一つ間違えて事故が起きれば空気すら危うい世界。
しかし、彼の心は折れません。
知識もさることながらその強いハートがこの物語の鍵。
いくつもの試練、いくつもの絶望が彼を襲うのですが折れずに進みます。ここが見所です。もう、後半の状況とかさすがに心折れるだろうって展開ですから。
私なら意識から回復した時点で絶望で気絶してそのまま死んでると思います・・・
知識もさることながらその強いハートがこの物語の鍵。
いくつもの試練、いくつもの絶望が彼を襲うのですが折れずに進みます。ここが見所です。もう、後半の状況とかさすがに心折れるだろうって展開ですから。
私なら意識から回復した時点で絶望で気絶してそのまま死んでると思います・・・
後半からはNASAの技術者の活躍もスポットを浴びていてそこも面白かったです。
「宇宙兄弟」などで知りましたが、宇宙での行動は地球での幾重ものシュミレーションの積み重ねがあってこそ。クルーの安全、事故の確率のパーセントを0に近づける。そのために何回も実験とシュミレーションを重ねて成功へ導く。
今回も主人公を救うべく、色々な可能性を探るためシュミレーション行ってるシーンあり。しかし、救出までのリミットもあってそれが出来ない、という苦しみも描かれてます。いかにぶっつけ本番が危険か。数センチの誤差が命とになる世界の緊張感もひしひしと伝わります。
今回も主人公を救うべく、色々な可能性を探るためシュミレーション行ってるシーンあり。しかし、救出までのリミットもあってそれが出来ない、という苦しみも描かれてます。いかにぶっつけ本番が危険か。数センチの誤差が命とになる世界の緊張感もひしひしと伝わります。
冒頭に書いたポスト「トム・ハンクス」の件ですが。
彼も「キャストアウェイ」で遭難者を演じてます。
彼も「キャストアウェイ」で遭難者を演じてます。
この二つの作品の共通点は、、、
相手の居ない一人芝居で場を持たせる空気。
独り言を独り言と思わせない、間が埋まるなどポッと出の役者さんと至難の業。それをサラっとやり遂げてるところがさすがです。
相手の居ない一人芝居で場を持たせる空気。
独り言を独り言と思わせない、間が埋まるなどポッと出の役者さんと至難の業。それをサラっとやり遂げてるところがさすがです。
唯一、小言を言わせて貰いますと。
中国が協力するのはほんとにSFですね。中国人が協力ならそれほど違和感ないでんすけど。
中国政府が協力はありえんだろう、って思っちゃいますので。
中国が協力するのはほんとにSFですね。中国人が協力ならそれほど違和感ないでんすけど。
中国政府が協力はありえんだろう、って思っちゃいますので。
映像に関しては、すんごいことになってます。
火星感が普通に描かれてます。この普通が凄い。大々的に描かず、普通に描くことで自然にその世界に入り込めた点。
宇宙船のシーンも無重力がこちらも“普通”に描かれてます。この自然体の映像が監督の力ゆえでしょう。
ラストも幻想的になってて映像もさすがのリドリー・スコット監督印の作品です。
火星感が普通に描かれてます。この普通が凄い。大々的に描かず、普通に描くことで自然にその世界に入り込めた点。
宇宙船のシーンも無重力がこちらも“普通”に描かれてます。この自然体の映像が監督の力ゆえでしょう。
ラストも幻想的になってて映像もさすがのリドリー・スコット監督印の作品です。
最近の鬱屈した雰囲気、空気の作品が多かったリドリー・スコット監督とは思えない、爽やかな感動巨編です。
SFとしても面白いですし、感動物としても満足できる1本だと思います。
SFとしても面白いですし、感動物としても満足できる1本だと思います。
総評:★★★★☆+
映像 (5) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (4) キャラクター (5) オリジナリティ(5)
五段階評価です
映像 (5) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (4) キャラクター (5) オリジナリティ(5)
五段階評価です