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テルマエ・ロマエ2 【武内英樹監督】

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映画館で鑑賞。


前作は途中まで楽しめてました。ラストがちょっと無理やり過ぎたかな、くらいで概ね面白い映画の印象。
DVDで見るのにちょうどいいかな、なので2作目はDVD待とうかな、と思ってましたが時間も空いてたので映画館へ。


【あらすじ・解説】古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップするヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、再度日本と古代ローマを行き交うさまを描く。主演の阿部寛や上戸彩、市村正親ら主要キャストが続投し、ブルガリアに実物大のコロッセオを建設するなど大規模なロケを敢行。また、曙や琴欧洲ら現役、元力士も出演。帝国を揺るがす危機的状況を、日本の風呂文化によって救おうと頑張るルシウスの奮闘に注目。[Yahoo 映画]


うーん、やっぱ想定内通りでした。
阿部さん演じるルシウスが現代にタイムスリップして、顔の平たい族に驚愕する、元の世界に戻るのこのくだりはコントみたいに楽しめました。トイレのウォシュレットのシーンは今回もあり。前作もこのやり取りが面白かったので前作ファンにも満足の出来。

これは原作にもあるんでしょうか。未読なのでよく解ってないんですけど。
この作品に教えられたことは日本の風呂、公衆浴場、温泉、そしてトイレってなんて進化していて清潔かつ素晴らしいんだ!
TO○Oさん万歳!伏字が難しい会社名(笑)
って、T○TOさん協賛か。美味しいとこちゃんと押さえてますね(笑)

浴槽、湯船につかるのは世界でも珍しいらしいので顔の平たい族の独自の文化で、進化なんでしょうね。
湯船につかるのとシャワーだけと比べるとついつい湯船につかるほうが疲れも取れる気がしますし、冬とかだと暖かくなりますのでぜひこの漫画と映画を通してお風呂文化が広まってほしいところです。

と、まあこんな感じで相変わらずのお風呂愛、そして今回は温泉愛が詰まった映画です。

鑑賞注意点を挙げるとするのならお腹を空かせていくとらーめん、餃子セットをルシウスが食べるシーンで胃を刺激されます。夕飯前に見に行ったので辛かったです(笑)



映画作品に関しては。
この監督はテレビドラマの「トリック」シリーズ、もしくは堤監督のファンなんでしょうか。
温泉や、銭湯に登場する年配の方々の使い方などあの作品を彷彿させます。阿部さんも出てるので余計に。
笹野さんみたいなプロの前にああいう喋り方の人だと素人くささが出てしまいます。それが妙な空気になって面白くなるわけですけど2回目ということもあって強調されてる部分があって空回りしてた感はありました。

あと、ストーリーが原作とは別ものになっているようです。
映画の終りとしては「ちゃんちゃん」って感じで締めくくってくれてますが。
まさかのラブストーリー落ち。うーん、さすがフジテレビ。
今回は話が完結した感じなので続編は難しそうです。原作はもう少し話のストックありそうですけど。著作権関係でもめてましたし、海猿に続いて人気コンテンツ終了なのかな。


映像の見所は。

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イメージ 2


阿部さんのフルヌード&お尻。今回は温泉、プールなどいろんなところで披露。前作でも話題になりました。

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イメージ 3


そして前作では悪役だけだった北村さんの勇士姿。馬上シーンとかかっこいいです。


そして、何より、今回の見所は、上戸さんの入浴シーン、わーい♪背中だけでしたけど背中も綺麗でした。残念ながらyahoo映画のフォトギャラリーに無かったので画像添付なしです。悪しからず。見た方は劇場へ(笑)
そういえば、お風呂映画なのに男ばっかの入浴シーンだけって・・・由美かおるさんも入浴してくれてたらもっとヒットしたかも、と昭和ネタで締めたいと思います。


前作が楽しめた方には充分な続編。
ドタバタ劇の笑いあり、歴史スペクタルがちょっとあり、お風呂、温泉文化という日本文化の再発見ありな映画です。
ラストの締め方さえもう少しよかったらいいんですけど、このシリーズ。


総評:★★★☆☆
映像 (4) 構成力・展開 (3) 脚本(3) 役者 (4)
演出力 (3) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です

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