キャプテン翼　ライジングサン　【高橋陽一　著】

Ｗカップ前についに連載再開したキャプテン翼シリーズ。

前シリーズがどんな終りだったかすっかり忘れまして。
印象に残ってるのは。
オリンピックを目指してる。
翼君、バルサ２部でスタートも早速無敵を誇る。
１部に昇格してクラシコで活躍。面子を見るとどうもだいぶ前のバルサメンバー。名前をもじったキャラを見るとロナウジーニョとかが加入前で暗黒期メンバー。
ライバルチームを見るとサンターナはやっぱり脇役に降格でナトゥレーザがレアルに加入のライバルポジションに昇格。
翼君ら、海外組を除くメンバーでキラ監督のもとアジア予選突破を目指すも苦戦中。そこにフットサルコンビ、ＤＦにはボンバーなどが新キャラで追加。あ、あと若島津がフォワード兼業に。
ほかの海外組は葵が１部出場できず３部へ。日向君も身体バランスが悪いといわれて体幹トレーニング。しかし、１部のユーヴェではレギュラー落ちでこちらも３部リーグへレンタル放出。若林君はチームと不協和音。
翼君一人、海外で大活躍。リーグ戦の優勝のゆくへは？
そして、スペインチームにキャラ登場。そういえば翼君ワールドだと欧州はドイツ＞オランダ＞フランス、スウェーデン＞イタリアな感じでしょうか。イングランド、スペインは明らかにキャラ不足中。その中に登場したスペインのキャラですが・・・
これが・・・ボールの上に乗ってセグウェイの横をセグウェイのように通り過ぎるというわけの解らない特技を披露。玉乗りみたいに足が動いてれば不思議でないんですけど、まだね、まだ。そんな描写はもちろんなく、どういう原理なのかまったくの不明。キャプツバに原理なんかもとめてもいたし方ないんですけどこれはさすがにやりすぎ。この新キャラの名前はミカエル。神父さんです。あれ、同時期連載の「ＬＯＳＴ　ＭＡＮ」草場先生のとかぶった？　そんなこんなで新ライバルでインパクト出したかったのでしょうけど度が過ぎたらしく、ここから一気に連載ペースが崩れて、大ゴマ乱用、リーガ編も展開がが詰まっていつのまにか休載へ。
ほかは・・・アジア予選突破したんでしたっけ？
立花兄弟がまさかの選手生命を賭してつないだ当たりまで覚えてるんですけど・・・一生を棒に振っちゃいましたけど。キャプツバの選手生命は奇跡の医者がいますので大丈夫かな。最悪、天才医師の三杉君も居ますしね。か、スカイラブハリケーンしか使いどころ無いので高橋先生のリストラか・・・ありえる・・・・
日向君ら海外組も降格したところで活躍したところまで少し描いてそこから音沙汰なし。

そんなフワッフワな状態ですが新シリーズと聞いてコミックスを購入。
冒頭で家の前に字幕で「大空」とでかでかと。うん？ここは南葛市とか大空家とかじゃ？でかい表札かと１コマ目から驚かされました。さすが陽一先生です。２，３Ｐ、無印小学生時代の回想をはさんで、リーガの残りの話がスタート。またここからかよ、と早速、嫌な雰囲気を出しながら１話目スタート。
結局、リーガは翼君らの活躍でリーグ優勝をはたすわけですがその天王山の試合で翼君はハットトリック。前シリーズであれだけ雰囲気を出していたリバウールもいつのまにかゴールポストに当てて翼君のオーバーヘッドのお膳立て役へ。
そういえば結局、ミカエルは翼君と対戦せずリーガ終了。触れられてなかったんですけど、コミックスのラストの広告ページにライバルたちにそれらしいの居たので今後対戦の可能性ありなのかな。

そうそう、翼君、結婚も早いですけど子作りも早く、あかねちゃん身篭ってます。なんと双子。
いやーあねご見る前ありますね。玉の輿ですよ。父親は大型船の船長らしいですし。なんたってバルサの主要選手ですよ。もうセレブっすわ。ただ、さすがに漫画でパーティーシーンとかキャプツバらしくなくなるのでそういうシーンはなし。もうＷＪじゃないんだからそういうところに行ってもいいような気もしますけど。夫婦仲がどろどろとか書かれても冷めるのでやっぱないほうがうれしいです。
そして、翼君の弟もいましたね。名前は大地。顔も髪型も翼君と一緒です。どんだけ濃いＤＮＡ（笑）こちらもサッカー好きのようですけど茨の道だよ、と思いながら。まずは交通事故にあいながらもサッカーボールがクッションになって助かるなら可能性は大ということで。にしても１７歳差の兄弟って大空夫妻熱々ですね。
話がそれまくってすいません。

今回リーガ編を１話で強制終了。
いい加減、オリンピック、いや代表戦を始めてくれ、という編集部の思いが届きついに翼君も合流した代表戦がスタート。
私としては翼君抜きで翼君は準決勝まで怪我か何かで出れないほうが面白かったんですけど。残念（？！）ながら翼君は絶好調のまま合流。
メンバー候補は多く３３名。常連の名前はさておき。
懐かしい名前で小田君の名前が！！陽一先生、忘れてなかったんですね。松山君の相棒。けど穴埋めだけの登場のようで、本編では完全にモブ扱い・・・元々この漫画のモブキャラ顔でしたしね・・・・
あとはＲＪの面々とフットサル。新ＤＦコンビが追加。
あれ、あれ？赤井は？と思ってましたら前シリーズで怪我しちゃって出場できず。最近はＤＦ過多になりつつあったのでこちらもリストラか。
そして、五輪本線前に代表候補選考も兼ねた練習試合。ニュージランド戦。相手チームはとくにキャラなし。
システムは４-４－２．中盤はダイヤモンドタイプ。
ＧＫは若林。最終ラインは石崎、次藤、三杉、早田。中盤の底に松山。右に岬、左が葵、トップ下に翼。トップは若島津と日向。新田はポジション陥落。うーん、ベストメンバーはコレなんでしょうね。ほかのメンバーの組み合わせもありましたけど圧勝。
そしてラストテストマッチがメキシコ。
そういえば飛び出すＧＫがいましたね。格差社会と恨んでルチャ戦法というプロレス技の面々ですが。
ジャンプの懐かしい雰囲気を感じさせる昨日の敵は今日は友とばかりに友好的キャラへ。
代わりに３２歳のベテラン選手が悪態をついて翼君に瞬殺されて以降登場はシュートとめられて「クソッ」のセリフのみ。
翼君は売られた喧嘩はほぼ買いますからね。サッカーしかり、ボクサーとの彼女の取り合いしかり。さややかスマイルの印象が強い翼君ですが喧嘩上等。相手が怪我しててもサッカーだと容赦せず。メキシコのＧＫが負傷してても容赦せずチームで８得点。
今回の印象で強いのがやたらツインシュートを打つ。というか誰でも打てるようになってる。
日向、若島津コンビが打てるのは、ま置いてといて。メキシコチームのＢ級キャラ（ファンのかたいたら失礼）も打てるようになってます。そういえば、日向、若島津コンビのシーンもツインシュートより、体勢の崩れらとこからのこぼれだまなら直線で打ったほうが早いので日向の雷様シュートのほうが選択は正しかったような。ま、ストライカーキャラのシュートは必殺なのでそれ打っちゃうとほぼ決まりなのでツインシュートで濁してるのこな。今後もツインシュート連発の可能性大。

五輪出場の強豪メキシコも翼君加入でボッコボコ。このまま本線はどうするんでしょうね。
もうちょっとさし加減を上手くしてくれると助かるんですけど。やっぱ今回は翼君が産気づいたあねごの元へ駆けつける事故いあう、翼君の出場が危ぶまれる、あるかな。

この巻の最終に五輪メンバーの２３人が発表。

レギュラー組は翼、岬、若林、石崎、日向、若島津、松山、三杉、次藤、早田、葵。
時点でＦＷ登録が新田、反町、小田（驚き！)、来生、滝。
中盤は井沢、佐野、沢田。ＤＦには井川、曽我、浦辺。ＧＫに森崎。
うーん、バックアップメンバーが不安。
ＦＷが多い点。もう、登場見込みない来生と滝はいいでしょ。小田君も候補？！これならＲＪから誰か連れてきたほうが。
特にＳＢ、いやサイドよりの選手がほぼなし。ってこの漫画でサイド攻撃は無いので必要ないかもしれませんけどバランス悪すぎ。早田が居なくなるととたんにサイド攻撃シーンが減る漫画ですので仕方ないか。ボランチに関しては、井沢も出来ますしたぶん、三杉君でも可ですが。相変わらずの攻撃より選抜。余談ですが修哲メンバーだと高杉君は今回も落選・・・

なんだかんだ本線スタートのようなので２巻を楽しみにしてます。