ブルーレイで鑑賞。
予告でベッソン製作、脚本をチェック。
「二キータ」「レオン」続くベッソン・アサシンシリーズ最新作、なんて言われたら見たくなるじゃないですか。
「二キータ」「レオン」続くベッソン・アサシンシリーズ最新作、なんて言われたら見たくなるじゃないですか。
【あらすじ・解説】『ニキータ』『レオン』などのリュック・ベッソンが、製作と脚本を手掛けたアクション・ドラマ。両親の命を奪ったマフィアに復讐(ふくしゅう)を果たすべく、すご腕の暗殺者となった女性の運命を追い掛けていく。『アバター』のナヴィ族のネイティリ役で世界的注目を集めたゾーイ・サルダナが、凄惨(せいさん)な過去を抱えた美ぼうの暗殺者カトレヤを熱演し、体を張ったハードな見せ場も次々と披露。『トランスポーター3 アンリミテッド』などのオリヴィエ・メガトン監督による、スピーディーな語り口とスタイリッシュなビジュアルにも注目したい。[Yahoo 映画]
ベッソンのアイディアは枯渇したようです・・・
監督の名前をどこかで見たことあると思ったら「96時間リベンジ」と同じですね。
この監督のアクションは無難なんですよね。悪いこともないんですがコレといって良いところも見当たらない。脚本ありきになるので、脚本が凡作だと厳しいです。
監督の名前をどこかで見たことあると思ったら「96時間リベンジ」と同じですね。
この監督のアクションは無難なんですよね。悪いこともないんですがコレといって良いところも見当たらない。脚本ありきになるので、脚本が凡作だと厳しいです。
では、ベッソンの脚本ですが・・・
暗殺育成シーンは完全カットで決意=成長完了で暗殺稼業がもう始まってます。
最近は修行シーンはジャンプでも嫌われてるなんて言うくらい観客が苦手にしてる部分かもしれませんがもう少し過程が見たかったです。どういった暗殺者なのかが見えてきたりしますので。
暗殺育成シーンは完全カットで決意=成長完了で暗殺稼業がもう始まってます。
最近は修行シーンはジャンプでも嫌われてるなんて言うくらい観客が苦手にしてる部分かもしれませんがもう少し過程が見たかったです。どういった暗殺者なのかが見えてきたりしますので。
では、どんな暗殺者かと言いますと。
潜入が上手く銃の扱いも出来、徒手空拳もばっちり。バランス型。ぶ、無難です。なんでも出来てしまうのも面白みがない。
潜入が上手く銃の扱いも出来、徒手空拳もばっちり。バランス型。ぶ、無難です。なんでも出来てしまうのも面白みがない。
ただ、行動がイマイチ抜けてまして。
仕事とは別の報復対象の殺人現場にカトレアの花を添えたり、遺体に描いたりして残していったんです。
報復対象のギャングのボスを誘き出すため。作戦としてはありですけど、天涯孤独の身となった「二キータ」とかなら解りますが、親身になってくれる祖母や叔父がいるのにこういう行動取っちゃうんです。
どうなるか解りますよね。
報復対象のギャングに逆に身内が襲われちゃいます。
花がどこにでもある花ならいいんですけど、コロンビアの一部でしか咲かない花なのであっさりと正体が割れちゃって裏稼業で身元が探りづらい主人公よりも先に身内が・・・てな話。これはギャングの悪辣さをみせる狙いだったのかもしれませんけど、報復暗殺や花について叔父さんが止めたりしてますし、主人公の考えたらずの行動で自業自得の話。
今回のヒロインはあまり不幸ではなく恋人もいたりして人生充実してます。ベッソンの、報復なんて道よりも今の幸せを大事にしなさいってメッセージだったら深いですが・・・それはないですね(笑)
仕事とは別の報復対象の殺人現場にカトレアの花を添えたり、遺体に描いたりして残していったんです。
報復対象のギャングのボスを誘き出すため。作戦としてはありですけど、天涯孤独の身となった「二キータ」とかなら解りますが、親身になってくれる祖母や叔父がいるのにこういう行動取っちゃうんです。
どうなるか解りますよね。
報復対象のギャングに逆に身内が襲われちゃいます。
花がどこにでもある花ならいいんですけど、コロンビアの一部でしか咲かない花なのであっさりと正体が割れちゃって裏稼業で身元が探りづらい主人公よりも先に身内が・・・てな話。これはギャングの悪辣さをみせる狙いだったのかもしれませんけど、報復暗殺や花について叔父さんが止めたりしてますし、主人公の考えたらずの行動で自業自得の話。
今回のヒロインはあまり不幸ではなく恋人もいたりして人生充実してます。ベッソンの、報復なんて道よりも今の幸せを大事にしなさいってメッセージだったら深いですが・・・それはないですね(笑)
あとは悪役。
組織のナンバー2が実質、ラストボスのポジションなんですがイメージでは策略家で格闘シーンのイメージはなし。
ギャングもこのナンバー2とボス以外というかボスすらモブキャラでいまいちキャラクターが出来上がってないです。こういう映画は悪役に強い印象がないと盛り上がりに欠けるので残念です。「レオン」のときのゲイリー・オールドマンを求める気はありませんがもう少しアクの強いキャラがほしかったです。
組織のナンバー2が実質、ラストボスのポジションなんですがイメージでは策略家で格闘シーンのイメージはなし。
ギャングもこのナンバー2とボス以外というかボスすらモブキャラでいまいちキャラクターが出来上がってないです。こういう映画は悪役に強い印象がないと盛り上がりに欠けるので残念です。「レオン」のときのゲイリー・オールドマンを求める気はありませんがもう少しアクの強いキャラがほしかったです。
ビルからの逃走シーン、スナイパーライフル、ランチャーの使い方などアクションシーンは上手いところもあるのでストーリーがもっとしっかりしてると面白かったのに。
刑事役のレニー・ジェームズが印象に残ってました。「スリーデイズ」で追い込みをかけた渋い刑事役で今回も刑事役。黒人刑事役で今後もみそうな方でした。
そして新ヒロインであるカトレア役にはゾーイ・ソルダナ。「アバター」の方だったんですね。
足がめめちゃめちゃ細いです。印象ってそこだけってなくらい(笑)
あとは髪型はショートカットの鬘のほうが似合ってたのでアップだと老けて見えちゃうので・・・ショートカットででまた見てみたいです。
足がめめちゃめちゃ細いです。印象ってそこだけってなくらい(笑)
あとは髪型はショートカットの鬘のほうが似合ってたのでアップだと老けて見えちゃうので・・・ショートカットででまた見てみたいです。
全体としては見やすく、展開もいいのでレンタルで家で見るにはちょうどいいアクション映画です。
ただ、盛り上げ方がイマイチなのが勿体ない。そんな映画でした。
ただ、盛り上げ方がイマイチなのが勿体ない。そんな映画でした。
総評:★★★☆☆+
映像 (3) 構成力・展開 (3) 脚本(2) 役者 (3)
演出力 (3) キャラクター (2) オリジナリティ(3)
五段階評価です
映像 (3) 構成力・展開 (3) 脚本(2) 役者 (3)
演出力 (3) キャラクター (2) オリジナリティ(3)
五段階評価です