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Channel: 映画を観る日々
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ボーダー 【ジョン・アヴネット監督】

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DVDで鑑賞。

映画ファンだと期待してしまう、デ・ニーロとアル・パチーノの共演作。
「ヒート」では共演とはありますが一緒に写ったカットはロングからの影のみ、本当に共演していたのか?という内容だったので。とはいえ、「ヒート」は演出上の話なので内容には満足でしたがやはり名優の共演は楽しみ。今回はバンバン2ショートが予告でも流れてましたので共演は間違いなし。


【あらすじ・解説】ハリウッド屈指の大スター、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが、『ヒート』以来12年ぶりに本格共演を果たしたクライム・サスペンス。犯罪者ばかりを狙った連続殺人犯を追うベテラン刑事二人の姿を描く。監督は、『88ミニッツ』のジョン・アヴネット、脚本を『インサイド・マン』のラッセル・ジェウィルスが担当。そのほかヒップホップ界のスター、50セントことカーティス・ジャクソンや、『ナイト ミュージアム』のカーラ・グギーノらが共演に名を連ねる。[Yahoo 映画]


なんなんでしょう、このガッカリ感は。
ストーリーも意外性があり、キャストもばっちりなのにこの物足りなさ。

警官が法について犯罪者について葛藤して、こうなっていくんだという話自体は悪くないので、構成と展開、そして演出が原因に見えます。おそらく、カットインを多用して真犯人をミスリードしようとして、折角の名優の演技を台無しにしたのが最大の理由でしょうか。ストーリーと展開もこのクラスの役者でないと最後の大どんでん返しにもできないのでいろいろと問題もあり。あれが普通の役者だと意外性もなく、「あ、そう」で終わってしまう展開になってしまってます。ネタバレする気もならないのでストーリーについてはここまで。やっぱりあの妙なカットインとかが邪魔でしたね。もっとじっくり撮って二人の演技に任せたほうが変わってたかも。もっと驚いたかもしれません。

二人の共演を楽しむこともできないし、サスペンスアクションとしても微妙。途中で冷めてしまい大どんでん返しも驚きが薄く。脚本で映画はほぼ決まるといいますが監督の手腕で美味しい素材も凡作になることもあります。この映画はその典型かもしれません。

星3にしてますが名優二人で+1。やっぱり二人が並んだ画は渋いしかっこいいです。この二人でなければ星2つの内容でした。


総評:★★★☆☆-
映像 (3) 構成力・展開 (1) 脚本(3) 役者 (4)
演出力 (2) キャラクター (3) オリジナリティ(3)
五段階評価です

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