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映画館で鑑賞。
普段は字幕鑑賞ですが、今回は時間も合わず、アジア系映画は吹替えのほうが見やすかったりしますので吹替えで。
主演の三蔵法師は斉藤工さん。山寺こと山ちゃんの名前もありましたがメインではなく。封印されてる孫悟空役でした。
普段は字幕鑑賞ですが、今回は時間も合わず、アジア系映画は吹替えのほうが見やすかったりしますので吹替えで。
主演の三蔵法師は斉藤工さん。山寺こと山ちゃんの名前もありましたがメインではなく。封印されてる孫悟空役でした。
劇場でチャウ・イシチーの名前はほんとに久々でした。
前作の「ミラクル7号」が2008年ですと、もう6年も前ですか。時の流れは・・以下略。
中国三台奇書の一つ、西遊記。日本でも馴染み深く。有名どころで、今回、宣伝協力の鳥山明先生の「ドラゴンボール」、ドラマ「西遊記」などなど。どんな、とんでもねー作品になったか楽しみにしながら劇場へ。
前作の「ミラクル7号」が2008年ですと、もう6年も前ですか。時の流れは・・以下略。
中国三台奇書の一つ、西遊記。日本でも馴染み深く。有名どころで、今回、宣伝協力の鳥山明先生の「ドラゴンボール」、ドラマ「西遊記」などなど。どんな、とんでもねー作品になったか楽しみにしながら劇場へ。
【あらすじ・解説】香港のスター、チャウ・シンチーが『ミラクル7号』以来となる監督を務めたアクション。中国の伝奇小説「西遊記」を題材に、三蔵法師と孫悟空ら4人が出会う以前の物語を、チャウ・シンチー流ユーモアを交えて活写する。『海洋天堂』などのウェン・ジャンが主演を務め、ヒロインを『傷だらけの男たち』などのスー・チーが熱演。驚異の妖怪バトルや、怒とうの笑いと感動と涙の物語に夢中になる。[Yahoo 映画]
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スー・チーの変わらない姿、 |
スタイルに驚き、そして可愛い |
え、いきなりそこ?な冒頭です。
けど、ここが私のはまりポイントなので譲れない(笑)
てっきり、若き三蔵法師役と思ってました。日本のドラマの影響ですね。
よくよく考えれば元の話はお坊さん。尼さんじゃないですから。役は腕利きの妖怪ハンター段でした。
腕利きとあってアクションシーンが多く回し蹴りなども健在。スタイルも変わらず。
今、おいくつ?と思いましたら38歳、うん?!38には見えない。もっと若く見えました。
よくよく考えれば元の話はお坊さん。尼さんじゃないですから。役は腕利きの妖怪ハンター段でした。
腕利きとあってアクションシーンが多く回し蹴りなども健在。スタイルも変わらず。
今、おいくつ?と思いましたら38歳、うん?!38には見えない。もっと若く見えました。
物語は彼女が突然、三蔵法師に恋しちゃって追いかける、三蔵法師は修行の身、仏に捧げる身なので色恋に距離を置くので逃げる。それを、健気にときには暴力的に追いかけるラブコメ要素が半分の映画。
この段のぶっきらぼうな可愛さが魅力でした。
とくに、お気に入りが封印の洞穴で、なぜか始まるダンスの練習シーン。
とくに、お気に入りが封印の洞穴で、なぜか始まるダンスの練習シーン。
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照明も微妙で、キャストもどこか肩の力が抜けてて本番ではなく、リハの映像を使ったようなシーンなんですけど。わきあいあいとしたシーンで自然にこぼれた感じの笑顔がよかったです。
もう一人キャストで主役の三蔵法師ですが。
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演じるのはウェン・ジャン。以前に記事にした「ドラゴンコップ」では作品が散々だったのでいいイメージなかったですけど。今回は。愛について悩み葛藤する若き三蔵法師を好演してました。
そんな二人のラブコメ映画の面もあるんですけど。
ただですね。
これ、チャウ・シンチー映画なんですよね。
彼の映画ではろくな恋愛物は無く。「少林サッカー」だと主役は女に眼中になし。「カンフーハッスル」だとヒロインがそもそもなし。
そして、今回。
これ若き三蔵法師の話。
あれ、段の役どころは西遊記にない。まさかね。いや、まさかね。
ただですね。
これ、チャウ・シンチー映画なんですよね。
彼の映画ではろくな恋愛物は無く。「少林サッカー」だと主役は女に眼中になし。「カンフーハッスル」だとヒロインがそもそもなし。
そして、今回。
これ若き三蔵法師の話。
あれ、段の役どころは西遊記にない。まさかね。いや、まさかね。
あぁ、やっぱりそうなるか。
途中から頭の隅のよぎったんですよ。
途中から頭の隅のよぎったんですよ。
上の「恋愛ものにとくなのがない」。
そしてもう一つ。
監督の妙なリアリズム。いや西遊記はフィクションなのでこの言葉は合わないですけど。
そしてもう一つ。
監督の妙なリアリズム。いや西遊記はフィクションなのでこの言葉は合わないですけど。
過去作品でも悲惨な境遇な場合とことん悲惨な境遇ををコレでもかと見せつけ。
蹴る殴るの暴行は加減せず。主役だろうと敗者になれば惨めな姿にさせるのは躊躇せず。
お笑いのシーンは笑わせようと、悲惨なシーンはとことん観客の気持ちを沈め、痛快なシーンはとことん痛快に。
シンチーの演出は、そのシーンが楽しかろうが、悲しいだろうが常にアクセル全開なんです。
蹴る殴るの暴行は加減せず。主役だろうと敗者になれば惨めな姿にさせるのは躊躇せず。
お笑いのシーンは笑わせようと、悲惨なシーンはとことん観客の気持ちを沈め、痛快なシーンはとことん痛快に。
シンチーの演出は、そのシーンが楽しかろうが、悲しいだろうが常にアクセル全開なんです。
この映画も冒頭からして全開。
見た目は、「ウォーターワールド」のパロディのような島の港要塞。
水から背びれ現れるのはジョーズのような展開。そんなジョーズもどきは見た目は、パッチリお目目で愛嬌がある妖怪魚です。てっきりお笑いのシーンと思いました。
が、この妖怪容赦なし。パクと一口であっさりめの展開を予想しましたが、引きずり回して水面に血が浮かぶ。そして、幼い子だろうと容赦なく襲いかかる!
ハリウッドのオブラートに包んだような展開とはここからして違う!と見せつけてきます。
てっきり怪我人程度のシーンと思ってましたが死者多数。助かるかな?と思ったキャラまで亡くなる展開。
見た目は、「ウォーターワールド」のパロディのような島の港要塞。
水から背びれ現れるのはジョーズのような展開。そんなジョーズもどきは見た目は、パッチリお目目で愛嬌がある妖怪魚です。てっきりお笑いのシーンと思いました。
が、この妖怪容赦なし。パクと一口であっさりめの展開を予想しましたが、引きずり回して水面に血が浮かぶ。そして、幼い子だろうと容赦なく襲いかかる!
ハリウッドのオブラートに包んだような展開とはここからして違う!と見せつけてきます。
てっきり怪我人程度のシーンと思ってましたが死者多数。助かるかな?と思ったキャラまで亡くなる展開。
「とんでもねー(楽しさ)」じゃなくて「とんでもねー(恐ろしさ)」な中身に最初にガツンとやられます。
そもそも西遊記のメインキャラって妖怪なんですよね。
しかも、元極悪の。
しかも、元極悪の。
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孫悟空は悪者妖怪として封じられてたって設定ですし。
日本のドラマや、漫画などの影響で「悪さ」程度なイメージになってましたが。
今回登場の妖怪は「悪さ」なんかでは済まされない話。虐殺、虐殺、そして虐殺ですから。
そりゃ、お釈迦様に500年も封印されるわけですよ、孫悟空。今回は超悪者。
日本のドラマや、漫画などの影響で「悪さ」程度なイメージになってましたが。
今回登場の妖怪は「悪さ」なんかでは済まされない話。虐殺、虐殺、そして虐殺ですから。
そりゃ、お釈迦様に500年も封印されるわけですよ、孫悟空。今回は超悪者。
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猪八戒はシリアルキラーです。中国のホラー映画で「八仙飯店之人肉饅頭」なんてありましたのでほんと笑えない。
この映画は見たことないですけど、タイトルからなんとなく想像できる内容どおりの映画みたいです。
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沙悟浄はさっきの人食い魚。調べたら河童じゃないんですね。どこで河童になったんでしょう。
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なぜか孫悟空だけおっさんキャラで他の二人はイケメン系。
この悪役っぷりを躊躇なく見せるのが、シンチー監督。
受けやすい、見やすいおとぎ話なんかにはなりません。
受けやすい、見やすいおとぎ話なんかにはなりません。
今回はいつも以上にシリアスな話になりました。
なぜなら、今回は冒頭から死者多数。過去に見た2本に関して、あまり死人の出るイメージが無かったのですが。
けど、この「死」にはちゃんと物語の重要なテーマに繋がってまして。
その繋がる先は「愛」。恋愛の愛ではなく大きな意味での「愛」
若き三蔵法師が「愛」とはなんぞや?と自問し、己の非力を嘆き、そして、ほんとうの「愛」を知る物語がこの映画。
とりあえず、恐ろしい話にするための「死」ではなく。その死をどう乗り越えるかの話。
けど、この「死」にはちゃんと物語の重要なテーマに繋がってまして。
その繋がる先は「愛」。恋愛の愛ではなく大きな意味での「愛」
若き三蔵法師が「愛」とはなんぞや?と自問し、己の非力を嘆き、そして、ほんとうの「愛」を知る物語がこの映画。
とりあえず、恐ろしい話にするための「死」ではなく。その死をどう乗り越えるかの話。
これが、見終わったあと、しばし心落ち着かなかった原因。
どうして、こうなったのか。話はしっかりしていてコレ以外にない展開。
頭で解ってても心が理解できなかったですね。映画なんだからもっとユルくてもいいのではないかと。
けど、そうすると話が終わっても描きたかった部分が無くなってしまいます。
どうして、こうなったのか。話はしっかりしていてコレ以外にない展開。
頭で解ってても心が理解できなかったですね。映画なんだからもっとユルくてもいいのではないかと。
けど、そうすると話が終わっても描きたかった部分が無くなってしまいます。
劇場予告では「面白おかしい、西遊記」なイメージ作りをしてましたね。、
見るとちゃんとした西遊記を土台にしてます。途中のシーンで少しお馬鹿してたり、オリジナルのキャラみたいのでお馬鹿なことしたり、お得意のおばちゃんキャラがズケズケと文句をいったりするやり取りで遊んでるだけ。充分、遊び心はありますけども。問題は、大半が上に書いた展開、演出なので家族層受けのいい映画ではなさそう。
もうちょっと堅いイメージになるように、サブタイトルの「はじまりのはじまり」を漢字にしたり。「始まりの始まり」。うーん、まだユルそう。「西遊記 序章」。ちょっと堅すぎが。どうにか、もうちょっと堅い印象にしといてもらうと見やすかったかも。と我侭を最後に。
ちゃんとしは話ですので決して悪い話、展開ではございません。
欲を言えば、チャウ・シンチーの見やすい映画を期待して行ったので思いっきりカウンターパンチだったこと。私としては段のキャラ、スー・チーがよかっただけに残念でした。
欲を言えば、チャウ・シンチーの見やすい映画を期待して行ったので思いっきりカウンターパンチだったこと。私としては段のキャラ、スー・チーがよかっただけに残念でした。
総評:★★★☆☆
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (4)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
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