銀魂　劇場版完結編　万事屋よ永遠なれ　【藤田陽一監督】

映画館で鑑賞。

劇場で見る予定ではなかったんです。
ＤＶＤでいいかな、どうせ終わる終わる詐欺でしょ、と。
ただ、見たい映画がなく時間も空いたので、なら見ようかなと劇場へ足を運びました。

うは！！やられました（笑）
めちゃくちゃ面白かったです。

冒頭から飛ばしてます。
てっきり映画泥棒パロで一呼吸置いて本編が始まると思いきやちゃんと本編に繋がってしっかり笑いをとってスタート。
そして、そこから怒涛の多方面へのネタ祭。今回はジブリネタとけいおんネタと自虐ネタでした（笑）

このまま映画館だけで話が進むのか？と思ってましたらちゃんと予告で流れた謎の世界に移って物語が展開。

謎の成長を遂げた神楽とメガネのフレームが変わった新八もちゃんと登場。北斗の拳っぽい世界で今回は銀さんが大暴れの回でした。
ここから３０分くらいは笑いネタの連続。
ヅラと新撰組の面々は登場シーンで笑いを取れてました（笑）

中二病こじらしちゃいました。

ストーカーでついに実刑
ほほに傷がない御剣流に進化

銀魂アニメのラストということで笑い尽くしか！？と思ってましたら途中から涙腺せめて来るのでお気をつけください。といっても銀魂ファンでないと熱くならないかもしれませんが。
病室でのやり取りとか危険です。そして以外なラスボス、さらにラストの決戦。
ラストで全員集合、オールキャラ出しな展開は一瞬だけ冷めましたけど。原作もちょっと使いすぎな感じが出てるので。
ただ、なんだかんだノリがいいですので楽しんでました。ジャンプ漫画なので友情は大切ですしね。
あとＳＦ的な突っ込みは入れるとややこしいので頭から外してます。あれそうなると銀さんはあれで珍さんはあれでとややこしいというか成立できないじゃんとなるので。友情＆絆パワーと解釈してます。

そんなこんなんで、大満足の劇場版でした。
過去編はにおわせるだけであんま描いてないですけど、見事、アニメ銀魂無事完結でした。

って終わっちゃうのか・・・
終わる終わる詐欺ですよ～とかドッキリでした～なんてネタもなくラストに「完」の字が。
けど、これは映画版の「完」であってアニメはまたサラッと放映再開もありそうなのが銀魂と信じてます。

笑いあり、笑いあり、笑いあり、あと涙あり、そして笑いありの銀魂ファンは満足間違いなしの劇場版でした。

総評：★★★★★
映像 （4）　構成力・展開 （5）　脚本（4） 役者 （5）
演出力 （4）　キャラクター （5）　オリジナリティ（5）
五段階評価です

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